『戸田市スポーツセンター屋内プールの早期再開に向けての提言書』を提出

まちづくり]2016年2月15日(月)

私が副委員長を務める市民生活常任委員会の1年間の活動成果である『戸田市スポーツセンター屋内プールの早期再開に向けての提言書』を、本日執行部に提出しました。

 

市民のみなさんから頂いたご意見や、戸田市スポーツセンターの現状、全国の先進的なスポーツ施設視察の検証結果、またそれぞれの委員の知見を、「スポーツセンターの早期再開」という大きな方向性のもとにまとめました。

 

提言書を読んでいただければお分かりになると思いますが、ページ数は少ないものの、その中に具体的かつ現実的な提言を盛り込んでいるので、それなりの実効性が期待できるのではないかと思っています。

 

 

 

なお戸田市は、本提言書と、後日提出される再整備方針検討委員会による検討結果報告書とを踏まえて、3月中に再整備の方針を決定します。

 

本日は、提言書を提出した後に、来年度の年間活動テーマについても協議しました。
「戸田市自転車安全利用条例の見直し」が活動テーマの候補として挙げられ、私からは「公園の安全と改良」を提案しました。
こちらについても、決まり次第ブログでご報告いたします

 

『戸田市スポーツセンター屋内プールの早期再開に向けての提言書』(真木大輔公式サイト)

 

 

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第3回 戸田市スポーツセンター再整備方針検討委員会

まちづくり]2016年2月5日(金)

本日は、第3回目となる「戸田市スポーツセンター再整備方針検討委員会」を傍聴しました。

 

傍聴者は、前回とは別の業界新聞の記者と私の2名。(傍聴受付締切後にさらに別の業界新聞の記者1名もいらっしゃいましたので、建設業界からの注目度は高いようです。)

 

今回の議論内容について、簡単にご報告します。

 

●プール棟の建替場所⇒現在の屋外プールの場所だと早くて安い。ただし、どう頑張っても設計2年+工事2年の計4年は掛かる。

 

●プール棟の具体的仕様⇒50mは財政的にも立地的にも困難。30年後の全体建替を見据えた25mのコンパクトなものに。仕様に関して、新たに検討委員会を設置するとさらに時間が掛かるので、行政に委ねる。

 

●屋内プールの利用料金⇒戸田市のプールの料金は安過ぎる。市外料金の設定は必要だが、夏期と冬期の料金区別は不要では。

 

この検討委員会の目的は、スポセン再整備の大きな方向性を決めることですので、

 

「25mプール棟のみを(現在の屋外プールの場所に)建て替える」

 

が最終的な結論となるかと思います。

 

利用料金も重要なテーマですが、それについては来年度以降に行政主体での検討が進められていくような気がします。しっかり動向を注視していきたいと思います。

 

なお、検討委員会で配布された資料を見ると、他自治体の公設プールの利用料金は、通年で「大人280円~500円」「子供0円~250円」「障害者割引の有無」など、自治体による幅があるようです。

 

次回の2月25日(木)が検討委員会の最終回です。

 

過去の検討委員会の会議録や市民アンケートの結果は、以下のリンクからどうぞ。

 

戸田市スポーツセンター再整備方針検討委員会の開催について(戸田市公式サイト)

 

 

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スポーツセンター提言書(骨子案)を提出しました

まちづくり]2016年1月27日(水)

本日の市民生活常任委員会において、「戸田市スポーツセンターの今後のあり方についての提言書(骨子案)」を執行部に提出しました。

 

この骨子案では、再整備にあたっての基本理念を「整備コストの節減」「屋内プール早期再開」「健康増進のための施設」の3つとし、それをもとに以下の提言を行っています。

 

●プール棟のみの建て替えを行い、その用地として現在の屋外プールの場所を利用すること。

 

●ウォーキング専用レーンを含む25mプールと子供用プールといった最低限の機能とすること。

 

●市民が気軽に利用しやすい料金設定とすること。

 

●整備手法として積極的にPFIを選択する必要はないこと。

 

ここに肉付けをし、2月上旬にあらためて正式な提言書を提出する予定です。

 

なお、先日開かれた、市民委員などによる「第2回 戸田市スポーツセンター再整備方針検討委員会」の内容が、業界新聞の一面で取り上げられています。(傍聴をされていた記者の方から送っていただきました。)

 

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記事の最後に、

 

「さらに、市民生活常任委員会は2月上旬に提言書をまとめる予定となっており、同様の考え方が示されれば、各方面の意見が一致することになる。」

 

とありますが、おそらくその通りになるのではないかと思います。

 

明日から2日間は、戸田競艇組合議会の行政視察で九州に訪れます。

そのため、残念ながら、明日に開かれる「第2回 戸田市教育総合会議」と「教育委員会定例会」は傍聴できません。どなたか代わりに(> <)

 

 

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クルマに依存しないまちづくり

交通と自転車, まちづくり]2016年1月24日(日)

戸田市の1世帯当たりの自家用車保有台数は、10年前は「約0.8台」でしたが、現在は「約0.7台」と、俗に言う“マイカー離れ”は戸田市でも進んでいます。

 

ちなみに私は、免許は持っていますがマイカーは所有していません。

 

その理由は3つあります。

 

①人を傷付けたくないから

 

路上では急に何が起こるか分かりません。ただ、その何かが起こったとき、クルマは最悪の場合人を殺してしまいます。そうなれば、社会的立場も失います。
クルマの運転に伴うそれらのリスクは、私にとっては大き過ぎます。

 

②お金が節約できるから

 

車種にもよりますが、マイカー所有には、クルマ代や維持費等をあわせて年間50万円前後のコストが掛かります。
私は、雨の日に市内で用事があるときなど、月1~3回程タクシーに乗ることがありますが、それでも年間のタクシー代は3万円程度です。

 

③環境に優しいから

 

マイカーを所有していなければ、必然的に自転車や公共交通を使うことになり、ひと一人あたりの移動にかかる環境負荷は少なくなります。
また、クルマの製造にかかる環境負荷も無くなります。

 

なぜこんな話をしたかと言うと、先週から「戸田市地球温暖化対策実行計画」の改訂版に関するパブリックコメントが実施されており、そのなかの重点プロジェクトの一つに「自動車に依存しないまちづくりプロジェクト」があるためです。

 

マイカー交通から公共交通への転換を促す取り組みは、専門的に「モビリティマネジメント」と言いますが、これは、まちの活性化や交通安全、人の健康づくりなど、現代社会が抱える多くの課題の解決につながる重要な施策です。

 

モビリティマネジメントは、過度なクルマ社会にある日本においては特に実現が容易ではない施策ですが、今後少しずつでも進展していくよう、議員の立場からも後押ししていければと考えています。

 

戸田市地球温暖化対策実行計画【改定】パブリックコメント(戸田市公式サイト)

 

 

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第2回 戸田市スポーツセンター再整備方針検討委員会

まちづくり]2016年1月21日(木)

本日は、「第2回 戸田市スポーツセンター再整備方針検討委員会」が開かれました。

 

傍聴者は、私と新聞記者の2名。

 

始めに、担当課から「方針① プール棟建替&スポセン本体改修」と「方針② スポセン全体建替」の2案それぞれについて、再整備費用と使用不可期間が大まかに示され(※後述)、それをもとに委員間での議論が行われました。

 

議論の結果、再整備の方針はほぼ全会一致で、

 

「方針① プール棟建替&スポセン本体改修」

 

に決まりました。

 

主な理由は、屋内プールの早期再開と再整備コストの抑制です。
(私の所属する市民生活常任委員会の考えも同じです。)

 

ただし、建て替えるプール棟の内容については、公式大会を開くことのできる50mプールを求める意見と、コスト抑制のために25mプールにすべきという意見とに分かれました。
(私の所属する市民生活常任委員会の考えは後者です。)

 

なお、このような再整備の具体的内容に関しては、来年度に本格的な議論が行われます。

 

次回の検討委員会は、2月5日(金)13時30分に開かれます。
主に「利用料金」と「50mプール整備」についての議論が行われる予定です。

 

●再整備費用や使用不可期間などの概算値

 

《方針① プール棟建替&スポセン本体改修》

 

再整備費用:24億円(プール棟建替8億円+スポセン本体改修16億円)
15年間の運営費:30億円
補助金:少ない
使用不可期間:プール棟4年2か月(←長い!)、スポセン本体1年6か月
メリット:屋内プールの早期再開

 

《方針② スポセン全体建替》

 

再整備費用:60億円
15年間の運営費:27億円
補助金:多い
使用不可期間:プール棟6年6か月、スポセン本体2年6か月
メリット:民間ノウハウ活用やまちづくりの視点に立った再整備

 

(※検討委員会での議論や各数値の詳細については、後日公開される議事録をご覧ください。)

 

 

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