公園の早期整備

子育て, まちづくり]2015年3月31日(火)

「新曽北小学校区には公園が少ない。」というご意見を以前から多く頂いていますが、今日、下戸田地区をご挨拶回りしたところ、公園から隣の公園が見えるほど多くの公園があり、その差を痛感しました。

 

新曽北小学区は土地区画整理事業区域内にあるため、もちろん、いずれは公園が整備されるわけですが、とはいえ、子供達にとっては一度しかない子供時代です。
どうにか、公園の早期整備を進めて欲しいところです。

 

もう一つ驚いたのが、蕨市との市境の蕨市側にある「ちびっこ広場」(上記写真)です。
おそらく、地主さんのご好意&税金減免のための土地提供だと思われますが、戸田市では下記写真のように、「市民緑地」という薄暗い雑木林や、「空閑地」というボール遊びのできない(ただし、グラウンドゴルフはできる)更地であることが多いです。

 

 

この戸田市の市民緑地についても、地域の方から「公園のようなスペースにできないか。」というご意見を頂いていたところですので、その辺りに関して、後日、担当課にヒアリングを行ってみたいと思います。

 

 

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戸田市スポーツセンターの今後のあり方について

まちづくり]2015年3月26日(木)

私の所属する「市民生活常任委員会」が今後1年間をかけて取り組む年間テーマが、「戸田市スポーツセンターの今後のあり方について」に決まったことは先日ご報告しましたが、現在、そのテーマに則した行政視察先を検討しています。

 

委員会での協議により、以下の2つが視察先のテーマとして挙がりました。
①PFI(=民間資金を活用した施設整備と施設管理)の手法を取り入れたスポーツセンター
②コミュニティ施設とスポーツセンターとの複合施設

 

②は、私が視察を希望しているものです。
国内の先進事例を調査していたところ、青森の三戸町(人口約1万人)の「アップルドーム」というユニークな名称の複合施設を知りました。

 

1階がスポーツ施設、2階の回廊に面した部屋がコミュニティ施設になっており、2階では子育てイベント等も開催されているようで、非常に興味がそそられます。

 

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副委員長には、視察先選定の権限が一定程度与えられているので、その権限を濫用して(笑)、どうにか「アップルドーム」視察へのご同意を取り付け、現地の状況や施設運営費、集客具合、複合施設の課題等について、いろいろお話を伺いたいです。

 

 

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スポーツセンター屋内プールの閉鎖

まちづくり]2015年3月9日(月)

本日は、一般質問が行われた後に、臨時の市民生活常任委員会が開かれました。(副委員長として初めての委員会です。)

 

議題は、「スポーツセンターの屋内プールの閉鎖」に関する報告です。

 

過去の修繕工事ミスに起因する天井材の腐食が判明したため、屋内プールを閉鎖し、平成32年度に予定していたスポーツセンター全体の改修を、平成29年度に前倒しで行うというものです。(なお、少なくとも今後数年間は、屋内プールは使用できなくなります。)

 

改修にあたっては、屋内プールの改修または廃止だけでなく、スポーツセンター建替えの可能性を含めた検討を行っていくとのことです。

 

私からは、「他機能の複合化などの可能性を含めた、広い視野に立っての検討を行って欲しい。」との要望を出しました。

 

その真意は、「新曽福祉センターとの複合化」です。
先日の一般質問でも扱いましたが、新曽福祉センターを含む福祉センター3館の施設の方向性は、今後2年間の中で決められます。
その際、新曽福祉センターを廃館して、その機能を新曽地区で最も老朽化の進んだ施設である「新曽小学校」と複合化させるという結論が出ることもあり得ます。
しかし、仮に複合施設を整備するのであれば、既に「さくらパル」がある新曽南地域(=新曽小学校区)ではなく新曽北地域(=新曽北小学校区+芦原小学校区)に整備することが、地域性を考えた場合には望ましいと考えます。

 

なお、他の委員からは、「スポーツセンターを、公式競技が開催できるような規格に改修して欲しい。」という意見や、「戸田駅の近くという恵まれた立地にあるので、お金や資源を生み出せる施設になるよう、総合的に判断すべき。」などの意見が出ました。

 

スポーツセンター全体の方向性は、平成27年度中には決定するとのことです。市民の意見を出せる機会も作るとのことです。(こちらでも随時ご報告します。)
是非みなさんにも、スポーツセンターはもちろん、「戸田市全体の公共施設のあり方」という観点で、一緒に今後を考えていただければと思います。

 

 

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施政方針に関する総括質問を行いました

子育て, 交通と自転車, 安全と防災, まちづくり, 行財政改革]2015年3月4日(水)

本日、会派による総括質問を行い、次年度の市政運営の方向性について質しました。(登壇は、会派代表です。)

 

以下に、私が担当または関与した質問に対する、市長答弁のポイントを記します。

 

Q. 競艇事業へのスタンスについて
A. 赤字化した競艇事業の継続は、モーターボート競走法の趣旨を外れる。今後赤字化した場合は、様々な視点から方向性を判断すべき。まずは、経営改革の推進により、競艇配分金の維持に努める。

 

Q. 放課後子ども教室や青少年の居場所の充実について
A. 子どもたちのニーズを把握し、若手スタッフの自由な発想やスキルをいかした事業展開を進める。地域の方々や教育委員会、学校と連携しながら充実を図る。

 

Q. 災害時のトイレ対策について
A. トイレ対策は重要と認識。市による非常用トイレの備蓄と併せて、家庭での備蓄の啓発にも努める。
下水管が破裂するほどの震災の場合、公的な下水本管の復旧は戸田市の水道組合が行う。私的な個別配管の復旧に関しては、災害協定を結んでいる他自治体に対して水道組合の応援も要請することについて、これから考えていく。(こちらについては、後日詳しく説明します。)

 

Q. 歩行者・自転車道路網整備の進捗状況について
A. 自転車ネットワーク計画の中期目標は、2020年までに10km。長期目標は28.7km。平成27年度末時点で約3.56kmの整備を予定。進捗率は、中期目標に対して約36%、長期目標に対して約12%。

 

Q. 男女共同参画の推進について(※)
A. 「ワークライフバランスの推進」を重点施策に掲げる。男女が共に仕事と家庭生活を両立し、地域社会との関わりを持ち、ゆとりある生活を送ることが、活力のあるまちづくりに繋がると考える。

 

Q. 開かれた市政のための市民参画の推進について
A. 市民の平均年齢が県内一若い本市においては、子育て世帯の方々の参加・参画が必要不可欠。子育世代、高齢者、企業経営者等が互いの立場を理解し、助け合い、協力しあうための環境づくりについてさらに検討する。

 

(※)男女共同参画については、私が作成した質問草稿が本番原稿にあまり反映されなかったため、その草稿を以下に記載します。(ただし、答弁としては、草稿の趣旨を斟酌していただいて、「ワークライフバランスを推進する」と述べていただきました。)
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安部内閣が推進し、また本市の施政方針でも述べられている「女性が輝く」社会づくりであるが、その真意は、女性に対して輝くことを求めることではなく、女性が公平に働ける社会、女性が子育てや親の介護をしながらでも普通に働くことができる社会をつくっていくことであると期待している。
次年度において、男女共同参画社会の実現に向け、男女共同参画推進条例制定のための新たな市民会議を設置し、検討を進めていくとのことであるが、まず本市が男女共同参画社会に対してどのような考えを持っているか、伺う。
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明日の本会議において、私は5件の議案について「質疑」を行います。時間は、午前10時~正午の間と思われます

 

生中継

録画映像

質問通告要旨

 

 

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「公共施設ファシリティマネジメント講演会」の動画公開

まちづくり, 行財政改革]2015年3月2日(月)

先日聴講し大変勉強になった「公共施設ファシリティマネジメント講演会」の動画を戸田市が公開しています。

 

           ▲Part1~5で計70分あります

 

これまで、市主催の講演会の録画映像をこのように公開することはあまりなかったように思います。

 

せっかくお金を掛けて開いた講演会ですので、当日参加できなかった方を含む多くの市民の方が観られるようにするこのような取り組みは良いことだと思います。(もちろん、講師の方のご理解も必要ですが。)

 

それだけ、戸田市が「市民協働でのファシリティマネジメント」に力を入れていくということかもしれません。

 

先日こちらに投稿した、講演会の私的まとめを再掲します。

 

●ハコモノではなくサービスを議論する

 

●ハコモノを統合したり運営を民間委託するにしても、むやみに「コスト削減」を優先するのではなく、「これからの50年間で本当に必要なサービス」を柔軟に捉え直していくことからスタートする。

 

●これまでの50年間の公共施設やサービスは、当時の行政・議会・住民が良かれと思って設置運営してきたものであるが、これからの50年間を考えたときに「ムダ・ムリ・ムラ」があるのであれば、すぐに無くすべき。

 

●ただし、その施設の使用者市民だけでなく、サイレントマジョリティである負担者市民を含めた「全体市民」で議論していくことが必要。

 

 

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