[子育て]2015年10月26日(月)
一年ぶりに私の活動報告レポートを作成している関係で、過去に議会で行った提言の反映状況を担当課の方に確認しています。
以下は、私が昨年の3月議会で行った、保育園の「一時保育」と戸田公園駅前行政センターの「一時預かり」に関する提言の反映状況です。
細かい内容ですので、予めご了承を。
《保育園の一時保育》
[提言①]ニーズのある土曜日の実施を。
[結果①]こどもの国さくら草保育園で土曜日実施。
[提言②]申し込み状況公開の拡大を。
[結果②]実施全園2か月分の申し込み状況をHPで公開。
[提言③]利便性向上のため、電話・FAX申し込みの受付を。
[結果③]従前通り直接来園で申し込みのみ。ただし、平成26年度より登録制を導入し、提出書類の簡略化は図った。また、利用前月5日以降の電話による仮予約は可能とした。ただし、その後の本予約での直接来園は必要。
[提言④]月1回のリフレッシュ枠の拡大または柔軟な運用(年12回とする等)を。
[結果④]いまのところ変更なし。
③の電話・FAX申し込みについては、今後も検討するとのことですが、運用次第では実現可能だと思います。
例えば、利用前月5日までに電話・FAX・直接来園などで登録者の利用希望日を受け付けて、その分については、登録番号で表示した抽選結果を一括でメール返信。当選者は、利用日に料金を手渡し。
利用前月5日以降の申し込みについては抽選が不要なので、電話・FAXでの受け付けで本予約とし、利用日に料金を手渡し。
これであれば、利用者の直接来園は利用日の1回で済み、利便性は大きく向上します。
《戸田公園駅前行政センターの一時預かり》
[提言⑤]午前実施と土曜日実施を。
[結果⑤]午前と土曜日の実施に関する利用者アンケート&市内子育てニーズ調査の結果と、そのために必要になる予算とを勘案し、実施しないことを決定。
[提言⑥]利便性向上のため、電話・FAX申し込みの受付を。
[結果⑥]登録制を導入し、電話による申し込みを可能とした。
以上、提言したもののうち半分程度が反映されたわけですが、現在の子育て世代の状況を考えると、「子供の一時預かり」はさらなるサービス向上が必要とされる事業だと思いますので、今後も動向を注視していきます。
◎一時保育(戸田市公式サイト)
https://www.city.toda.saitama.jp/soshiki/252/hoikuen-sonotanohoiku.html
◎一時預かり(戸田市公式サイト)
https://www.city.toda.saitama.jp/soshiki/251/kodomokatei-todakouen-hiroba.html
◎平成26年3月議会 一般質問 議事録(15頁~19頁)
https://makidaisuke.jp/images/2603ippan.pdf
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[教育, 子育て, 交通と自転車, 安全と防災, まちづくり, 生活と環境, 行財政改革, 福祉と医療, その他]2015年10月1日(木)
本日、戸田市の神保市長に会派「戸田の会」の予算要望書を提出させていただきました。
昨年提出した予算要望書に対し、社会情勢の変化や市政の進捗などを反映させ、項目の差し替えや修正を加えました。
項目数は、昨年度の34から42に増えました。
私は、予算要望書を、「この政策に予算を付けて欲しい」というものよりは、「市政運営の方向性として参考にして欲しい」というものとして捉えています。
私(や会派)の頭の中にあるものを要望項目として可視化したものなので、普段こちらのブログでお伝えしていることと何ら変わりはありません。
今回の「新規項目」のうち、私の提案によるものは以下です。
●市民からの意見聴取方法としてのネット回答の用意
●市庁舎内への託児所設置
●補助金制度の見直し
●子供の遊び声や子育てへの理解、子供を見守る意識の醸成
●福祉センターの多世代利用に向けた見直し
●戸田市の新たな教育モデルの確立と人材育成
●学習支援でのボランティア人材活用
●障害者と共生するまちづくり
●公園から死角を無くす、防犯パトロールの効果的な実施
●歩いて移動しやすいまちづくり
詳しくは、予算要望書をご覧ください。
◎「戸田の会」平成28年度予算要望書
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[子育て, 福祉と医療]2015年8月20日(木)
理由なく自殺する人はいません。
自殺する理由はすべて、「辛いから」です。
本人にとっては自殺する方が楽だと思うほど辛いわけですから、見る人が見れば、辛そうな様子には気付きます。
ただ、(突発的でない自殺に関しては、)本人が自殺の実行を「決意」してからの数日間は、周りに悟られないよう努めたり、また、気が楽になったりすることから明るく振る舞うので、「元気そうだったのに……」となってしまいます。
さて、このほど内閣府が『平成27年版 自殺対策白書』を発表しました。
以下、小学生から大学生までの「子供の自殺状況」を概観したいと思います。
「うちの子は大丈夫」とお思いかもしれませんが、子供の自殺は、親が「子供の辛さ」に気付いていないから起こるわけです。
お子さんをお持ちの方には、以下の結果に一度でも目を通していただければと思います。子供を救ってあげられるのは、一義的に「親」です。
《子供の死因における「自殺」の順位》(上掲画像)
10歳~14歳において「2位」
15歳~19歳において「1位」
20歳~24歳において「1位」
交通事故などの「不慮の事故」よりも多いです。
ちなみに「悪性新生物」とは、いわゆるガンなどです。
《子供の自殺の動機が不明な割合》
11歳~14歳の「4割前後」は、自殺の動機が(周囲には)分からないまま自殺しています。
《判明している子供の自殺の動機》
小学生においては、「家庭」が大半
中学生においては、「家庭」や「学業」や「学校問題」
高校生においては、「学業」「進路」や「うつ病」
大学生等においては、「学業」「就職」や「うつ病」
子供が大きくなるにつれ、自殺の動機が家庭的な問題から社会的な問題に移っていることが分かります。
また、(判明している分においては)「いじめ」が自殺の動機となっている割合は意外と少ないです。
《子供が自殺をする時期》
自殺の多い順に、「夏休み明け」「春休み明け」「GW明け」。
逆に自殺の少ない時期は、「年末年始」「夏休み前」。
「長期休み明けの憂鬱さ」が、子供達の自殺を誘発していることが分かります。
「辛い現実から逃避できなくなる」時期ということです。
(逃避することは決して悪くありません。)
以上の点に特に留意して、これからもお子さんを見てあげていただければと思います。
【参考】
平成27年版自殺対策白書
学生・生徒等の自殺をめぐる状況(PDFファイル)
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[子育て, 生活と環境, 行財政改革, 福祉と医療]2015年8月5日(水)
『とだ議会だより(6月定例会)』の私の一般質問部分です。
今回は、「放課後遊び場」「浄化槽検査通知」「障害者雇用」「開票立会人」と4つの項目に関する質問を行ったのですが、その分、紙面での1項目当たりの分量が少なくなってしまいました(> <)
紙面に載っている質問の他にもいくつか、執行部への追求や改善策の提案、持論の展開などを行っていますので、関心を持たれた項目がありましたら、ぜひこちらの録画映像をご覧いただければと思います。
1項目あたり15分程度です。
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[子育て, まちづくり]2015年7月30日(木)
新曽福祉センターで「多世代交流スポット」が8月から試行実施されます!
これまで60歳以上の高齢者の方の利用に限定されていた「老人いこいの室(=40畳ほどの畳の部屋)」が、これからは子育て世代にも開放されます。
授乳スペースの提供や、おむつ台の用意もあります!
本当に大きな一歩です。
実現までの道のりが長かった分、安堵感も大きいです。
決め手となったのは、地域のお母さん方が今年2月に提出した「新曽福祉センター内、多世代交流スペースの常設に関する陳情」です。
わずか2か月の間に、500筆以上の署名を集められました。
「利用の少ない高齢者用の部屋を、多世代でシェアする。」
たったそれだけのようですが、そもそも高齢者福祉のために作られた施設の運用を変えるには、関係された職員さんの多大な労力を要したことと思います。
今回の試行実施の体制には、既にいくつか改善を要する点が見受けられますが、それを含めての「試行実施」です。
まずは、これまで利用されてきた高齢者と、これから利用し始める子育て世代との“多世代交流”が実現することを、願ってやみません。
まちなかから失われつつ多世代交流が、せめて公共施設の中では行われて欲しいです。公共施設は温かい場所であって、そこがショッピングモールとは決定的に異なる点なのだと私は思っています。
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