[安全と防災]2014年11月2日(日)
クルマの速度が30km/hを超えると、衝突したときの歩行者の致死率が急上昇します。(30km/hで致死率10%→50km/hで致死率85%)
“歩行者を守る”ための区域が「ゾーン30」です。
新曽第一土地区画整理事業地区の各所に「ゾーン30」の道路標識が設置されました。路面標示も、近いうちに設置されると思われます。
先日の報道では、日本で初めての持ち運び可能な小型速度取締装置が埼玉県で試験運用されるとのことでしたが、まず設置すべき場所は「ゾーン30」指定区域でしょう。
道路標識・路面標示の設置やその周知だけでは、全てのドライバーへは浸透しません。埼玉県警には是非、本気の「ゾーン30」への姿勢を見せて欲しいと思います。
◇Facebookの元記事はこちら
[交通と自転車, 安全と防災, まちづくり]2014年10月20日(月)
戸田駅西口の住友倉庫跡地の商業施設ですが、竣工は再来年の4月、またテナントは、以前に投稿した風の便りの通り「1階はオーケーストア、2階は大型書店(TSUTAYA?)、3階はノジマ電機」で確定のようです。
http://ryutsuu.biz/topix/g102009.html
http://www.e-logit.com/loginews/2014:102007.php
決まったものはしょうがないですし、完成したらしたでその利便性の恩恵にあずかると思いますが、やはり以前からこちらで述べているように、「歩ける駅前」になって欲しかったというのが本心です。
コミュニティの崩壊が叫ばれていますが、現状では、自宅と大型店舗以外のどこに人とすれ違う場所があるのかと思います。
日本では、駅前にも住宅街にも縦横無尽にクルマが入り込んで来ますが、いま一度、「クルマを最優先にすることで失っているもの」を真剣に考える必要があると思います。
クルマを無くすべきというわけではなく、あるべき物事の優先度に適ったまちづくりが必要だということです。
以下はどちらも、先週金曜日に小学生が犠牲になった事故です。
「小学校の正門前で…小6男児、車にひかれ死亡」(神奈川県平塚市)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000036973.html
「下校中の小1車にはねられ重体」(東京都稲城市)
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20141017/5482391.html
先日には、地域の保護者の方々から、道路の安全対策についてのご要望を頂きました。
私は、クルマにとって多少(通り抜けが)不便であっても、子供たちが安全に歩ける(そして遊べる)生活道路に満ちたまちが素敵だと思います。
◇Facebookの元記事はこちら
[交通と自転車, 安全と防災]2014年10月16日(木)
本日、文教建設常任委員会で「自転車レーン及びゾーン30等についての改善要望」を道路課に提出いたしました。
要望内容について簡単に説明します。
■自転車レーン等
(1) 自転車レーン上の白い矢印をもっと多く!
(※早速、笹目北町に新設された自転車レーンにおいて、要望を反映していただきました。)
(2) 自転車レーンと他の道路とが交差する地点にも白い矢印を!
(※他の道路から逆走で自転車レーンに進入するのを防ぐため。)
(3) 例外的に自転車が歩道を通行(車道寄りで徐行)することを認められている「自転車歩行者道(自歩道)」の指定の見直しを!
(※市内の狭い歩道が自歩道に指定されており、そこを通る歩行者が危険なため。指定の基準は、現在は「歩道幅員3~4m以上」だが、20年前までは「歩道幅員2m以上」であり、当時の指定のままの自歩道が市内に残っている。)
■ゾーン30
(1) 「ゾーン30」について、その必要性も含めた周知を!
(※ソーン30自体の認知度が低いことから。クルマが時速30km以上になると歩行者の致死率が急激に上がることの説明も必要。)
(2)(3) ゾーン30を示す道路標識や路面標示をもっとわかりやすいく!
(※市内への設置が始まった道路標識と路面標示がクルマから認識しづらいため。)
(4) 警察と連携して啓発を!
(※速度違反の取り締まりを行うべきとの考えから。)
■以上の要望部分について、埼玉県の基準が障壁となっているところがあるため、来月、埼玉県に対して委員会で「基準の改善や緩和」の要望を行うことに決まりました。
◇Facebookの元記事はこちら
[安全と防災]2014年10月14日(火)
10月から運用が始まった埼玉県のスマホアプリ「埼玉県安心サポートナビ」ですが、2週間使用してみて結構良い出来だと感じます。
このような防犯情報システムの生命線である「情報の鮮度&更新頻度」が思っていたより高く、地図情報もなかなか使いやすいです。
また、相談窓口も、いざというときに役立つと思います。
改善が必要な点は、
●不審者情報に抜けが多い
●事件事故の詳細情報が無い
戸田市の「とだピースガードメール」との関係については、配信される情報が完全に同一なわけではなく、現時点では、不審者情報(と振込め詐欺情報)においては「ピースガードメール」の方が、それ以外の事件事故情報においては「埼玉県安心サポートナビ」の方が、情報に網羅性があります。
「とだピースガードメール」と併せて、スマホに入れておいて損はないアプリだと思います。
ダウンロード・インストールした後は、「地区設定」と「プッシュ通知設定」をお忘れなく!
◇Facebookの元記事はこちら
[安全と防災, 議会と選挙]2014年10月6日(月)
土曜日のお昼に防災行政無線で流れた「男の子の行方不明情報」ですが、担当課に確認したところ、放送の2時間後には無事発見されたそうです。
男の子の安否を心配されていた市民の方がいらしたので、念のためにこちらでもご報告しました。
さて、私が先日の9月議会の一般質問で取り上げた高松市の選挙開票不正ですが、先週に開かれた公判において、開票不正を働いた職員が、
「得票計算係を経験した市職員の先輩から、票が足りない時は、白紙票を水増しすることがあると言われた」
との供述を行いました。(ほとんど話題になっていませんが。)
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141001ddlk37040657000c.html
まだまだ行政や国民の認識は、「今回、高松市だけでたまたま起きたこと」というものだと思いますが、これまでにも不正は行われていた(可能性が高い)ということです。
高松市以外でも、開票不正が疑われる事案は起きています。
戸田市の開票事務を疑っているわけではないのですが、「不正はちょっとした出来心で起きてしまう」という危機感を持ったうえで、一層の公正な選挙執行を行っていただきたいと思います。
選挙がきちんと行われなければ、議会もなにもありません。
◇Facebookの元記事はこちら