新しい教育長が就任

教育]2015年3月25日(水)

▲昨夜のテレ玉で放映された「ニュース930 特集」の模様です

 

 

3月議会が、31日間の会期をもって閉会しました。

 

また本日は、戸田市の教育長を約8年間務められた羽富正晃氏がご勇退され、新しい教育長に、笹目中学校の校長を務めておられる戸ヶ崎勤氏が就任されることが、議会により承認されました。

 

市長や副市長と同じ《特別職》という役職であり、教育行政の実質トップである「教育長」ですが、戸田市が新しい教育委員会制度に移行する4月以降は、これまでの教育委員長と教育長という二つの役職が「教育長」に統合されることにより、名実ともに教育行政のトップとなります。

 

前教育長である羽富正晃氏は、戸田市の教育に安定した「基礎」を築かれました。そのご尽力に、私は心から敬意を表しています。
今後4年間は、新教育長である戸ヶ崎勤氏が、戸田市の教育に「飛躍」を与えてさせてくださることを期待しています。

 

戸ヶ崎勤氏は、3年間校長を務めた笹目中学校において、《21世紀型スキル》の育成を目指し、ICT教育、協調学習、反転学習、ユニバーサルデザイン教育、学習塾による補習授業、家庭学習の徹底など、多くの施策を積極的に導入し、学力向上(および生徒指導)の成果を上げてこられました。

 

実は、私は2年前の議員当選以来、戸ヶ崎勤氏の教育方針に賛同し、定期的に、笹目中学校の視察や教育に関する意見交換を行わせていただいております。
戸ヶ崎勉 新教育長が、今後どのように戸田市「全体」の学力の底上げを図っていくか、その手腕に期待するとともに、私は市議会議員の立場からしっかりチェック機能を果たしていきたいと思います。

 

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▲私が映っています^^

 

 

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「立志式」と「塾による補習授業」

教育]2015年3月23日(月)

先週金曜日と本日の2回に分けて笹目中学校に伺い、「立志式」と「塾による補習授業」を参観しました。

 

「立志式(りっししき)」とは、将来の夢とその実現に向けた決意や志を保護者等の前で表明するもので、2年生の全生徒が、自作のスライド資料を基にPCを操作しながら一人20秒程のプレゼンテーションを行いました。

 

 

今後の社会で一層求められる「短い時間で簡潔に自分の考えを伝える」という 《21世紀型スキル》の学習成果の発表の場として、生徒一人一人の個性が現れた、見応えのある行事でした。

 

 

「塾による補習授業」は、生徒が通う地元の学習塾3校からプロの塾講師を招き、習熟度別のクラスで授業を行ってもらう、笹目中学校独自の新たな事業です。

 

 

期待通り、大変素晴らしいものでした。

 

生徒にとっては、(家庭の経済状況に関わらず、)塾講師ならではの枝葉末節を排し要点を押さえた分かりやすい授業を受けることができ、塾講師にとっては、「公立学校」という社会的信用が求められる場で講師としての能力を発揮することができ、また塾の宣伝にもなり、学校にとっては、通常授業で行うことはなかなか難しい「生徒の能力に応じた教育」を補うことができ、まさに「教育の三方良し」と言えるのではないかと思います。

 

学校と塾はいがみ合う関係であるのが通常だと思うのですが、その点においても、この連携事業は大いに評価できます。

 

なお、既に新聞報道はされていますが、明日のテレ玉で夜9時30分から放送される「ニュース930」でも取り上げられるとのことです。

 

予備校講師をしていた私としては、「やっぱり教える仕事は楽しいよな~」ということを改めて感じた参観でもありました^^

 

 

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遊び場講演会とミニミニプレーパーク

教育, 子育て]2015年2月21日(土)

本日の遊び場講演会とミニミニプレーパークは大盛況でした!!

 

午前中に開かれた、日本初のプレーワーカー天野秀昭さんの講演には、学ぶことがとても多かったです。会場もほぼ満席でした。

 

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簡単に要約すれば、「子供は、自らの興味に従った遊びのなかで自己を確立していく。大人がコントロールしてはいけない。」ということなのですが、詳しくは天野さんの著作をご覧ください。

 

それにしても、天野さんはとても魅力的な方だなと感じました。
世田谷のプレーパークで遊ぶ子供達からは「カッパ」と呼ばれているそうですが(笑)、やっぱり子供達にとって、恐くない大人(怒らない大人ではない)の存在は大切だと思います。

 

午後のミニミニプレーパークは、戸田市文化会館そばの後谷公園で行われました。
写真をご覧いただくとお分かりの通り、戸田にはこんなに子育て世代がいたのかと驚くくらい、多くの家族連れで賑わっていました。

 

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主催されている方々の目標は、「身近なところ」で常設のプレーパークを開催することだそうです。
通常は、道満グリーンパークで月1回実施しているものなのですが、今日の賑わいを見て、主催者の方々がおっしゃる「身近なところ」で開催することの重要性をあらためて認識しました。

 

 

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「学習指導要領実施状況調査」の結果

教育]2015年2月12日(木)

本日、「学習指導要領実施状況調査」の結果が発表されました。
文科省が、次期の学習指導要領に活かすため、およそ10年おきに実施している調査です。

 

調査結果を見てみると、今回の“脱ゆとり”の学習指導要領について、「学力向上の目的に概ね適っているが、算数についてはやや詰め込み過ぎ。」ということが伺えるかと思います。
(学力が向上していること自体は、近年の国際学力調査や全国学力テストから既に明らかになっています。)

 

特徴的なものを画像に掲載しました。

 

《上の画像》
・前回調査(平成15年)と学習する学年が同じ項目においては、正答率が向上している。
・前回調査よりも学習する学年を前倒しした項目においては、算数の正答率が減少している。

 

《下の画像》

・「学習をすれば普段の生活などに役立つ」と考える児童が、全ての教科において増加している。

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《下の画像》

・算数に関してのみ、「その科目の学習が好きだ」と答える児童が減少している。

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次期の学習指導要領は、「主体的な学び」「知識の活用」によりシフトしていきます。調査に用いる問題自体も、それに合わせて変化させていく必要があります。

 

※国立教育政策研究所(報道発表):「小学校学習指導要領実施状況調査」について

 

 

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「第5回 芦原造形フェスティバル」

教育]2015年2月7日(土)

一昨日から本日まで、芦原小学校において「第5回 芦原造形フェスティバル」が開催されました。

 

私は、所用があり残念ながら鑑賞できなかったのですが、絵の好きな妻が仕事帰りに鑑賞してきたようで、特に、絵とその表題に現れている子供の自由な発想を楽しんだようです^^

 

夕方の時間帯には、ブラックライトを点灯する「トゥウィンクルタイム」も開催されたとのことで、来年は是非鑑賞したいです。

 

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◎過去のフェスティバルの様子はこちら

 

 

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