「立志式」と「塾による補習授業」

教育]2015年3月23日(月)

先週金曜日と本日の2回に分けて笹目中学校に伺い、「立志式」と「塾による補習授業」を参観しました。

 

「立志式(りっししき)」とは、将来の夢とその実現に向けた決意や志を保護者等の前で表明するもので、2年生の全生徒が、自作のスライド資料を基にPCを操作しながら一人20秒程のプレゼンテーションを行いました。

 

 

今後の社会で一層求められる「短い時間で簡潔に自分の考えを伝える」という 《21世紀型スキル》の学習成果の発表の場として、生徒一人一人の個性が現れた、見応えのある行事でした。

 

 

「塾による補習授業」は、生徒が通う地元の学習塾3校からプロの塾講師を招き、習熟度別のクラスで授業を行ってもらう、笹目中学校独自の新たな事業です。

 

 

期待通り、大変素晴らしいものでした。

 

生徒にとっては、(家庭の経済状況に関わらず、)塾講師ならではの枝葉末節を排し要点を押さえた分かりやすい授業を受けることができ、塾講師にとっては、「公立学校」という社会的信用が求められる場で講師としての能力を発揮することができ、また塾の宣伝にもなり、学校にとっては、通常授業で行うことはなかなか難しい「生徒の能力に応じた教育」を補うことができ、まさに「教育の三方良し」と言えるのではないかと思います。

 

学校と塾はいがみ合う関係であるのが通常だと思うのですが、その点においても、この連携事業は大いに評価できます。

 

なお、既に新聞報道はされていますが、明日のテレ玉で夜9時30分から放送される「ニュース930」でも取り上げられるとのことです。

 

予備校講師をしていた私としては、「やっぱり教える仕事は楽しいよな~」ということを改めて感じた参観でもありました^^

 

 

◇Facebookの元記事はこちら