街路樹の管理 ~市民生活常任委員会の予算審議から~

生活と環境]2015年3月22日(日)

市内の街路樹などの維持管理には、年間で「約5800万円」が掛かっています。

 
樹木には寿命があります。例えば、市内に多く植えられているであろう「ソメイヨシノ」は、植樹場所の環境や維持管理の仕方にもよりますが、多くは50年前後で衰弱します。
老朽化した街路樹は強風などの際に倒木する危険性が高く、仮に通行人やクルマ等に被害があれば、市の管理責任が問われます。


私は、市内の街路樹について、「樹木の種類と年齢、平均的な寿命」「植樹場所」などをきちんと把握し、行き当たりばったりでなく、長期的視点に立った維持管
理や植替えが必要ではないかと考え、委員会において提言を行いました。


担当課からは、「道路課と協議して、〈街路樹台帳〉を早急に整備しなければならないと認識している。」との積極的な答弁がありました。


これは、戸田市が近年進めている「公共施設ファシリティマネジメント」と同様の観点に立ったもので、いわば「街路樹版ファシリティマネジメント」と言えるものです。


(※掲載した写真は、さくら川遊歩道です。戸田市のオープンデータ画像を利用しました。)

 

 

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