外国人生活相談の受け皿づくりを ~H28.12一般質問①~

生活と環境]2017年1月12日(木)

先月の12月議会が遠い昔のように感じます。

 

遅くなりましたが、一般質問のご報告(その1)です。

 

テーマは、「外国人生活相談の受け皿づくり」です。

 

みなさんがお感じの通り、戸田市の在住外国人はここ数年で急速に増加しており、先月1日時点において、6,220人(戸田市全人口の4.53%)の外国人の方々が戸田市に住まわれています。
直近5年間で見ると、この間の戸田市の人口増加11,281人のうち、なんと1,947人(17.3%)が外国人の方々です。

 

戸田市在住外国人の方に対して個別にヒアリングをしてみると、生活の悩み事や困り事がたくさん出てくるとのことですが、その相談先はあまり整備されていないのが現状です。

 

戸田市には現在、計11の言語に対応できる45名の「通訳・翻訳ボランティア」がいらっしゃいます。
しかし、その活動実績は年間数件程度で、ボランティアの方々からは「せっかく登録したのに活動の場がない」との声も上がっているとのことです。

 

そこで、通訳・翻訳ボランティアの方々が活躍できる仕組みを作り、戸田市在住外国人の受け皿としてはどうか、と議場で提案しました。

 

答弁は、

 

「活動実績数が低いことは課題。仕組み作りを研究するよう戸田市国際交流協会に働きかける」

という、前向きなものでした。

 

「戸田市国際交流協会(TIFA)」は、在住外国人のコミュニティづくりや日本人との交流事業、また、Facebookを中心とした広報活動に大変頑張っておられる外郭団体です。
今後はぜひ、外国人の生活相談支援の充実にも取り組んでいただければと思います。

 

外国人の方々にとって戸田市での生活がスムーズになれば、日本人との壁も薄くなり、それは戸田市に住む日本人にとってもプラスなはずです。

 

最後になりますが、今回の提案の元となるご意見を下さった方から伺った以下のエピソードは、とても印象的でした

 

「とだ50祭には多くの市民(※約3万人)が参加したが、外国人は2~3人しかいなかった」

市内のお祭りやイベントに、戸田市に住む多くの外国人の方々が参加し楽しむ光景は、想像するととても素敵だと思います。
近い将来に、戸田市がそのようなまちになる気がします*^^*

 

掲載写真引用元:戸田市国際交流協会(TIFA)公式Facebook

 

一般質問録画放映 平成28年12月定例会 真木大輔(戸田市議会公式サイト)

 

 

◇Facebookの元記事はこちら