[生活と環境]2015年3月16日(月)
写真は、昨年末に「530運動」に参加したときの模様です。
この暗渠(あんきょ=蓋をされた水路)の茂みには、大きなゴミや怪しいゴミが色々と捨てられているので、町会の方々に拾ったゴミの量をアピールしたい真木夫妻にとっては格好の530運動スポットです。
本題ですが、この暗渠の茂みは、市が業者に委託して年4回除草しています。その委託料は、毎年「約2000万円」です。
そこで、委員会において私は、「(例えば駐車場のように)砂利や防草砂を敷き詰めて、そもそも草が生えないようにしてはどうか。」と質問しました。
論拠として、「草が生い茂っていることがゴミの投棄を招き、景観や環境に悪いこと」および「除草を行っているということはすなわち、この暗渠に緑化の効果は期待していない」ことを挙げましたが、もちろん一番は歳出削減のためです。
答弁は「その対応にお金が掛かるのではないか」というものでしたが、私からは、是非研究を行って欲しい旨を要望しました。
除草のために今後も毎年2000万円の費用が継続して掛かるわけですが、2000万円もあったら、子育てや教育、安全のために実施できる事業はたくさんあります。
今回の砂利敷きについては、もしかしたら議論が尽くされているかもしれませんが、今後も予算審議にあたっては、市民の方々のご意見を反映させることに留まらず、「省けるお金は無いか」という観点も持ち続けたいと思います。
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[安全と防災]2015年3月15日(日)
戸田市には、街角消火器が「1315本」設置されています。
町会による初期消火活動を目的とするものです。
街角消火器の平成27年度予算は、「約143万円」です。(更新業務委託料 98万3千円、町会への補助金 45万円)
最近、消火器を使ったいたずらの話を耳にしますが、「消火器へのいたずら件数」の4年間の推移は、以下の通りです。
平成23年 9件
平成24年 0件
平成25年 9件
平成26年 13件
一方で、「初期消火に役立った件数」は以下の通りです。
平成23年 2件
平成24年 1件
平成25年 1件
平成26年 0件
消火器の置いてあるマンションやコンビニが多くなっていることが、初期消火件数の減少につながっているのかもしれません。
この街角消火器について、安易に廃止すべきとは考えませんが、「費用対効果」を考察するには面白い題材なのではないかと思います。
また、周知のための工夫は、もう少しあって良いのかなとも思います。例えば、防災訓練などにおいて「街角消火器スタンプラリー」などを実施すれば、子供達にとっても、街角消火器の設置場所を楽しく覚えられるかもしれません。
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[産業振興]2015年3月13日(金)
本日は、午前中に新曽中学校の卒業式に来賓として参加し子供達の前途を祝した後、午後は市民生活常任委員会が開かれました。
報告したい内容はいくつかありますが、まずは昨日の委員会で審議した「地域プレミアム商品券」について。
《事業全般について》
●500円券26枚綴り(=13,000円分)の1冊を10,000円で販売。26枚の内、16枚は大型店を含む市内全店舗で使用可能、10枚は大型店以外の市内中小店のみで使用可能。
●3万冊を販売し、1世帯当たり3冊まで購入可能。
●応募ハガキは、5月15日発行の『戸田市広報』に折り込み。他に、市内公共施設やJR3駅のラックに配架。
●応募多数の場合は抽選。当選者にのみ当選通知ハガキを送付し、当選者には7月25日・26日の2日間に市内3か所で販売。
●市内の商業振興が目的であるため、戸田市民以外の購入も可能。(※逆に言うと、戸田市民が都内や近隣市などのプレミアム商品券を購入することも可能。)
●購入者へのアンケートの景品として、現時点では戸田橋花火大会の鑑賞席チケットなどを検討中。
●プレミアム商品券を使用可能な中小店については、4月1日発行の『戸田市広報』で募集。
《以下、私の質疑とそれに対する担当課の答弁》
Q. 戸田市の経費は?
A. すべて国と県からの補助金で賄うため、戸田市の持ち出しは無し。(※プレミアムの20%分と諸経費が国、プレミアムの10%分が県による負担。)
Q. プレミアム率を30%にした理由は?
A. 支給される補助額は決まっており、その中で発行部数とのバランスから設定。
Q. 県内他市のプレミアム率の状況は?
A. プレミアム率20%が7市、プレミアム率25%が1市、プレミアム率30%が32市。(東京にはプレミアム40%の自治体もあるとのこと。)
Q. 多くの世帯が当選できるようにすべきと考えるが?
A. 広い世帯に購入してもらえることと消費喚起とのバランスから、1世帯3冊までの上限を設定。
Q. 応募ハガキの発行部数は?
A. 検討中。
⇒応募ハガキが折り込まれる『戸田市広報』は町会未加入者には配布されない。公平性の観点からも、ラックに配架する応募ハガキは多目に発行することを要望。
Q. 不正応募への対策は?
A. 経費が掛かるため、住基情報との照合による購入者のチェックは行わず、良心に任せる。(※同一住所から別名義で応募があった場合は、別世帯として扱われる。)
⇒家族や実在しない者の名前を濫用し、同一住所であるにも関わらず別世帯として応募する不正行為が行われると予想される。公正さを保つために、対策を要望。
Q. 事業者が自ら購入したプレミアム商品券を売上げに不正計上することが考えられるが、対策は?
A. 事業者は購入できないようにする。
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[生活と環境]2015年3月12日(木)
本日、市民生活常任委員会の予算審議(1日目)が開かれました。
次年度の事業のうち、多くの委員から質問が集中した「プレミアム付商品券」や、私が地域の複数の方からご意見を頂いており委員会で深く問い質した「浄化槽の点検」については、分量が多くなるため後日ご報告いたします。
本日は、「環境パトロール」についてです。
これまで、不法投棄を監視するために週6日市内を巡回していたクルマにスピーカーを取り付け、環境保全に関する啓発音声を流すというもので、いわば「青色防犯パトロール」の環境版です。
啓発音声の内容については検討中とのことでしたので、私からは、「路上喫煙やゴミのポイ捨だけでなく、ペット排泄物放置に関する啓発音声を流すこと」や「地域や時間帯に応じて、啓発内容を柔軟に切り替えること」を要望しました。
また、実は、以前の担当課との話し合いの中で、「通り一遍の啓発文言ではなく、音声を聴いた人の自制心を促すような直接的な啓発文言にすること」を提案しています。
こちらでも何度かご報告した通り、「ペットの排泄物放置」については、啓発看板や路面シールなどの対応を担当課に行っていただいておりますが、次年度からはそこに「環境パトロール」による啓発も加わります。
新たに掛かる予算はスピーカーと音声再生機器の費用のみですが、その効果は工夫次第で大きなものになると思います。
今後の動向を注視していきたいと思います。
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[議会と選挙]2015年3月11日(水)
明日から4日間は常任委員会が開かれ、3月議会に上程された議案(=予算案や条例案など)を詳細に審議します。
これまでの2年間は、教育と都市整備を扱う「文教・建設常任委員会」に所属していましたが、これからの2年間は「市民生活常任委員会」に所属します。
「市民生活常任委員会」は、その名の通り市民生活一般に関わる業務を扱いますが、具体的な所管事項については、以下に示す担当課名からある程度イメージできるかと思います。
《市民生活部》
●市民課
管理担当、市民担当、美笹支所、戸田公園駅前出張所、東部連絡所(東部福祉センター内)
●協働推進課
市民交流担当、市民活動支援担当、男女共同参画センター担当
●防犯くらし交通課
防犯担当、消費生活・相談担当、交通担当
●文化スポーツ課
スポーツ担当、文化担当
《環境経済部》
●環境政策課
企画政策担当、みどり環境担当
●環境クリーン推進課
環境対策担当、クリーン推進担当
●公園河川課
公園担当、河川担当
●経済産業振興課
産業創出担当、商工観光担当、労働農政担当
《消防本部》
※省略
《上下水道部》
※省略
詳しくは、こちらをご覧ください。
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