会派による平成27年度に向けた総括質問

子育て, 交通と自転車, まちづくり, 行財政改革]2015年2月28日(土)

毎年3月議会では、各会派による市長への総括質問が行われます。

 

今回、私が所属する会派「戸田の会」では19項目の質問を行い、私はその中で以下の5項目を担当します。(登壇者は、会派の代表です。)

 

〇競艇事業が赤字化した場合の戸田市の対応
〇「放課後子ども教室」と「青少年の居場所」の充実
〇自転車レーン計画の進捗率
〇女性が普通に働くことのできる社会づくりに向けて
〇子連れお母さんの傍聴と協議会への参画

 

来週は、総括質問、質疑、一般質問と盛りだくさんです。
打合せは一段落したので、あとは質問原稿の作成です。

 

それぞれの登壇日程は、以下の通りです。
もちろん、傍聴大歓迎!!市役所8階にお越しください^^

 

●総括質問(戸田の会):3月4日(水) 午後1時~2時(見込み)
●質疑(真木):3月5日(木) 午前10時~12時
●一般質問(真木):3月6日(金) 午前10時~11時

 

以下、総括質問の通告内容です。

 

「はじめに・予算編成方針」から
1.事業の見直しや料金改定等における市民参加について
2.土地開発公社の今後について
3.競艇事業へのスタンスについて

 

平成27年度の主な施策

 

「子どもの成長と生涯にわたる学びのまち」から
4.放課後子ども教室や青少年の居場所の充実について
5.小中学校の一貫化について
6.特別支援教育の充実について
7.保育園等の給食・おやつにおけるアレルギー等への配慮について

 

「誰もが健康でいきいきと生活できるまち」から
8.低所得者等への学習支援について

 

「安心して安全に暮らせるまち」から
9.災害時のトイレ対策について
10.防災事業のあり方について

 

「緑と潤いのあるまち」から
11.公園整備における協働について
12.野良猫対策について

 

「快適で過ごしやすいまち」から
13.駅前整備のビジョンについて
14.歩行者・自転車道路網整備の進捗状況について

 

「活力と賑わいを創出できるまち」から
15.産業支援・雇用創出について

 

「人が集い心ふれあうまち」から
16.男女共同参画の推進について
17.開かれた市政のための市民参画の推進について

 

「着実な総合振興計画の実行に向けて」から
18.第6次戸田市行政改革プランの方向性について
19.ファシリティマネジメントにおける協働について

 

 

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地下食堂の閉鎖

まちづくり, 行財政改革]2015年2月26日(木)

突然ですが、戸田市役所の地下食堂が、3月27日(金)をもって終了します。

 

地下食堂を運営していた事業者が、材料費の高騰などにより赤字が続き、撤退するためです。

 

食堂が終了した後の地下フロアについては、当面、持ち込んだお昼ご飯などを自由に食べられるスペースとして活用し、中長期的には、市民のみなさんからのアイデアなどを借りつつ有効な活用法を検討していくとのことです。

 

・上の画像は、ピーク前の食堂の様子です。
・下の画像は、日替わり和麺セット440円です。

 

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さて、食堂運営事業者の赤字額は年間約200万円とのことですが、賃借料と施設メンテナンス費の免除、電気代の定額制(月額5,000円)という好条件にあっても、地下という立地や限られた営業時間(11時~14時)の中で黒字を出すのは大変とのことです。

 

近頃は、戸田市役所に限らず、官公庁の食堂から撤退する事業者が多くなっているとのことです。

 

民間企業においては、社員食堂が「福利厚生」とみなされていて、食堂運営事業者にしっかり補助を出すそうですが、官公庁が補助を出すことに対しては、なかなか住民からの理解を得ることが難しいとのことです。
また、食堂運営事業者にとって、官公庁の食堂を運営することによる「信用」を、赤字を出してまで得る余裕が無くなってきたのではないかとのことです。

 

私としては、食堂が無くなることを全く想定していなかったので、「そもそも、市役所に食堂があるべきか?」という問いに対する答えを持っていません。(ちなみに私は、月に2~3回利用する程度です。)
市民によって有効に活用されるスペースになるのであれば、それも良いのかなと思ったり、逆に、一般客を呼び込める「タニタ食堂」のような事業者が入るのも良いなと思ったり……

 

 

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質疑を行う動機

議会と選挙]2015年2月25日(水)

市長から提出された予算案や条例案等について行う「質疑(=議場での公開質問)」の通告書を提出しました。

 

議会に提出された予算案や条例案は、それぞれの委員会で詳細に審議されるわけですが、内容によっては、委員会審議が行われる前に、議員や執行部が一堂に会する議場の中で公開質問をしておいた方が良いと考えられるものがあります。

 

とはいえ、何でもかんでも「質疑」をすれば良いというわけでなく、あえて議場で質疑をするからには、何かしらの動機が必要です。
その辺りについては議員各人の判断によりますが、私の場合は、概ね以下の5つのいずれかが、「質疑」を行う際の動機となっています。

 

①新たな論点を引き出すもの
②委員会審議の前に、議員間で共通理解を得ておいた方が良いもの
③行政からのきちんとした説明があるべきもの
④関心の高い事業について、一般質問として取り上げる程ではないが、議場で確認しておきたいもの
⑤自身の提言により実現した事業に関するもの(←いわば犬のマーキングのようなものです^^;)

 

私の今回と過去の「質疑」を、上記の5つに分類すると、以下のようになります。

 

①・・・こどもの国の事業者選定方法、学童保育料の多子軽減
②・・・敬老祝い金の他自治体との比較、消費税増税による公共施設使用料改正、基金利子見込みのずれ
③・・・職員互助会への助成金廃止、上戸田地域交流センターの指定管理者選定、医療費分析業務の遅延
④・・・tocoぷりの詳細、自転車レーン工事の遅れ、ゾーン30の改良、上戸田地域交流センターでの青少年の居場所、駐輪場の不正登録防止
⑤・・・自動ラップ式トイレ

 

さて、今回行う「質疑」の通告内容は以下の通りです。
http://www002.city.toda.saitama.jp/gikai/g07_Shitsumon.asp

 

◇議案第18号 指定管理者の指定について
(1)指定管理者候補者の詳細と選定の理由について。また、指定管理者候補者は図書館事業を運営するノウハウを有しているか。

 

◇議案第19号 平成26年度戸田市一般会計補正予算(第9号)
歳入 款16財産収入、項1財産運用収入、目2利子及び配当金、節1利子及び配当金について
(1)各基金利子の補正額の割合が大きい理由について。

 

◇議案第20号 平成26年度戸田市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)
第2表 繰越明許費、国保医療費分析等業務について
(1)繰り越しに至った経緯の詳細について。
(2)今後の医療費分析業務とそれに付随する各業務のスケジュール変更について。

 

◇議案第29号 平成27年度戸田市一般会計予算
款8土木費、項2道路橋りょう費、目2道路維持費、事業1道路維持補修事業
(1)ゾーン30について、平成26年10月に文教・建設常任委員会が提出した「自転車レーン及びゾーン30等についての改善要望」の内容は反映されるか。

 

◇議案第29号 平成27年度戸田市一般会計予算
款9消防費、項1消防費、目4防災費、事業1防災事業
(1)電動ラップ式トイレの導入施設と導入台数について。
(2)職員による使用方法の習熟と機器のメンテナンスについて。

 

 

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公道のぼり広告の撤去

交通と自転車, 安全と防災]2015年2月24日(火)

市民の方から何度かご意見を頂いていた、「車道通行の支障となるのぼり広告の撤去」ですが、私が担当課に何度か掛け合い、担当課の方も事業者に何度か掛け合ってくださり、ようやく撤去とあいなりました。

 

のぼりの土台も、お店の脇に片付けられていました。

 

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そもそも、屋外広告物として道路管理者の許可を得ているものではないので、歩道に置くこと自体がNGなわけですが、「交通の妨げ」になってしまえば、道路法(第43条)・道路交通法(第76条)違反となります。

 

というわけで、のぼりを立てている政治家のみなさんも、せめて、交通(歩行者も含む)の妨げにはならないよう気を付けましょう^^;

 

 

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多世代交流スペースの常設に関する陳情

子育て, まちづくり]2015年2月23日(月)

本日、3月議会の開会日に、市内のお母さん方からの陳情書が議場に配布されました。

 
件名は、「新曽福祉センター内、多世代交流スペースの常設に関する陳情」です。署名者の数は505名です。

 

こちらの陳情と連動する形で、私は、3月6日(金)午前10時の一般質問において、「福祉センターの多世代利用に向けた見直し」を取り上げます。

 

先日のプレーパークに参加しても感じましたが、戸田市でも、「子供達や子育て世代にとって足りないもの」に気付き、それを求めるために、活動をしたり声を上げたりする若いお母さん方が現れています。
同じ世代の議員として、そのような動きを後押ししたいと考えています。

 

以下に、配布された陳情書の内容を転記いたします。

 

【件名】
新曽福祉センター内、多世代交流スペースの常設に関する陳情

 

【要旨】
新曽福祉センター内に、子育て世代と地域住民の方々の居場所として、常設の多世代交流スペースを設けてください

 

【理由】
新曽地区(特に新曽北小学校周辺)には、遊具のある公園が少なく、また、児童館の機能を有した施設も無いことから、未就学児や小学生が遊んだり、保護者同士が気軽に集ったりすることが難しい状況です。
その対策として、未就学児に関しては、小学校の学童保育室を利用した「親子ふれあい広場」や、福祉センターの会議室を利用した「ぷくぷく」が実施されています。しかし、それらは既存施設の空き時間に開催するものであるため、「親子ふれあい広場」は学期中の午前のみの実施、また、「ぷくぷく」は不定期かつ短時間の開催となっており、利用者にとってはとても不便です。さらに、利用は概ね3歳未満の子供とその保護者に限定されているため、3歳以上の兄弟を一緒に連れて行くことはできず、子供の年齢による分断が生じてしまいます。
小学生に対する居場所事業としては、新曽福祉センターにおいて「青少年の居場所」が定期的に開催されていますが、その開催時間は午後4時15分から夕焼けチャイムまでであるため、夕焼けチャイムが午後4時30分に放送される冬場(10月1日~3月14日)の6か月半は、小学生の利用時間は僅か15分間です。それだけのために「青少年の居場所」を利用する小学生はほとんどいません。さらに、利用は小学生以上とされているため、小学生が未就学児の弟や妹を連れていくことはできません。
保護者同士が気軽に集える場もほとんど無く、異年齢の子を持つ親同士の交流が生まれにくい状況にあります。
新曽福祉センターが、子供や子育て世代にとって気軽に入りやすく利用しやすい施設であれば、雨天や酷暑、酷寒のときでも常時利用できる居場所が確保され、また、そこで地域の方々との交流が生まれることも期待できます。しかし、現状では、一部の利用者のための施設となっています。
新曽福祉センターがすべての世代に開かれた施設になるよう、新曽福祉センター内に多世代交流スペースを常設することを求めます。

 

 

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