[その他]2016年11月20日(日)
本日は、埼玉銀杏会(東大OB会)の「若手交流会」を浦和で開催しました。
昨年の第一回に続き、今回も私(H19教養卒)が幹事を務めさせていただきましたが、終わってみれば大盛会となりひと安心です。
第一部では、元NHK記者の中尾庸蔵氏(S40経済卒)に、「角栄ブームの論理と倫理」という演題のご講演を頂きました。
かつて政治の現場で田中角栄氏を追っておられた中尾氏によるご講演の主旨は、
「田中角栄氏は、功も多き怪物ではあるが英雄ではない。人情話などのエピソードを中心に評価されているが、バカらしい。政治は論理で評価すべき」
という、田中角栄礼賛の真偽を問うものでした。
(ご関心を持たれた方は、中尾氏が今月に上梓された『角さん、ほめられ過ぎですよ!~異常人気の「角栄本」の正しい読み方~』扶桑社 をお読みください。)
第二部では、食事とお酒を囲むなかで、参加者のみなさんから自己紹介と近況報告を頂きました。
日産に勤められている方から見たカルロス・ゴーン氏について、アメリカの地方政治を研究されている方から見たトランプ次期米大統領についてなど、社会で活躍されている方々からのお話は大変興味深いものでした。
その後は、自由に席を立っての情報交換や懇談が行われ、「今後の財産となるつながりを作る」という若手交流会の目的も果たされたように思います。
なお、石津賢治戸田市副市長(H1法卒)や村井秀樹衆議院議員(H15教養卒)にも、お忙しいなかご参加いただきました。
私には、このように組織を立ち上げて運営する経験はなかったので、いまは、みなさんからの助けを頂きながら、非常に良い経験をさせてもらっています。
今後も、この若手交流会を、小さいながらも広がりのある組織として大切にしていければと思います^^
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[子育て]2016年11月18日(金)
本日は、市内のお母さんの紹介で東京都中野区の松が丘助産院に伺い、「産後ドゥーラ」について勉強してきました。
説明をしてくださったのは、産後ドゥーラの創設者であられる松が丘助産院院長の宗祥子さんと、自治体による産後ドゥーラ派遣の普及に尽力された元・中野区議会議員で現在は産後ドゥーラとしてご活躍中の梁川妙子さんです。
また、今回の勉強会には、蕨市議会議員であり保健師でもあられる大石圭子さんをお誘いしました。
ドゥーラとは“母親に寄り添い支える女性”のことで、そのなかでも産後ドゥーラは、身体に大きなダメージを受けている産後のお母さんの日常生活をサポートする産後ケアの専門家です。
赤ちゃんの面倒を見るベビーシッターや、家事をこなすホームヘルパーとは異なり、子守りから家事、精神面のサポートまで、産後の「お母さん」をトータルでサポートする存在です。
先日の子育て講演会において大日向雅美さんも訴えられた通り、子育てを取り巻く環境が変化した現代において、出産や子育てをする「お母さん」を社会でサポートする必要性はますます大きくなっています。
戸田市は、本年4月から「子育て相談ルーム」という妊娠期からの子育て相談支援事業を開始しましたが、そこでは、産後に疲れ果てたお母さんの相談に乗ることはできても、日常生活を含めたサポートまでは行えていません。
正確には、「産前・産後ヘルプサービス」を戸田市は提供していますが、そこで行われているのは、「お母さんのサポート」というよりは「(制約のある)しごとの代行」です。(なお、蕨市には「産前・産後ヘルプサービス」すらなく、大石圭子さんは昨年の9月議会において蕨市での実施を求めていらっしゃいます)
さらには、訪問型の「産後ドゥーラ」だけでなく、入院型の「産後ショートステイ」、通所型の「産後デイケア」など、戸田市の「産後ケア」の体制は整っているとはいえない現状があります。
これらすべてをいきなり求めるわけにはいきませんが、できるところからでも充実させていけるよう、戸田市の「産後ケア」について今後取り組んでいきたいと思います。
◎一般社団法人ドゥーラ協会
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[安全と防災, まちづくり]2016年11月17日(木)
今週の日曜日は、上戸田あいパルで開催された「みんなの防災DAYS ~あなたとあなたの大切な人を守る!今すぐ防災~」を見学しました。
11/10(木)~11/13(日)の4日間、特設の防災パネル展・グッズ展に、防災クッキングや防災ポーチ作り、講演会や施設見学などの各種講座を連動させた防災イベントです。
館長やスタッフの方々からお話を伺ってまず驚いたのは、この「防災DAYS」が、戸田市や埼玉県の防災課からの依頼や監修を受けて実施されたものではなく、すべてあいパルが独自に企画されたものだということです。
私が見学したのは防災パネル展・グッズ展ですが、テーマが「女性目線」に設定されており、新鮮な内容ばかりで十分楽しむことができました。
また、昨年に話題となったものの埼玉県民にはなかなか現物を手に取る機会がない『東京防災』(140円)が展示販売されていたので、私も購入しました。
そしてありがたいことに、『東京防災』の埼玉県版といえる「イツモ防災」も展示してはどうかとの私の提案を、すぐに取り入れてくださいました。
このあたりの柔軟な発想や対応は、あいパルの管理運営を行うのが民間だからこそだと思います。
今回の「防災DAYS」に限らず、あいパルからは常に“あいパルを盛り上げよう”という意気込みが感じられます。
この日、私が感銘を受けた光景なのですが、あいパルに訪れたおばあちゃんが、1階ラウンジのテーブルに並べられた様々なイベント告知チラシを楽しそうに物色していました。
利用者にとって、あいパルが「何か楽しそうなことがある場所」になっているのだと思います。
前号からリニューアルされたミニコミ誌の「PALDISE(パルダイス)」も、コラムが増えさらに充実しています。
今後もあいパルには、新たな時代の公共施設の手本として、戸田市の他の公共施設をリードしていってくださることを願っています。
◎上戸田地域交流センター「あいパル」公式サイト
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[生活と環境]2016年11月16日(水)
本日は、蕨戸田衛生センター組合議会において、昨年度決算の審査が行われました。
業務委員会に所属する私は、主に焼却灰の処理費について、先日の群馬県草津市最終処分場の視察で学んだことを活かし、以下の質問を行いました。
Q. 焼却灰のうちの「固化灰」の埋立処分先として、群馬県草津市と山形県米沢市があり、このうち草津市の埋立処分費は32,616円/t、米沢市の埋立処分費は32,400円/tである。米沢市にはその他に「環境保全協力金」を支払っているが、その額は?
A. 1,000円/t。
Q. 環境保全協力金は、今後変わらないと見込まれるのか?
A. 来年度から値上げされる予定。
Q. 環境保全協力金も含めたトータルでの埋立処分費は、現状でも米沢市の方が高く、今後も高くなることが見込まれるなかで、①他の埋立処分地に切り替えること②米沢市の埋立処分量を減らし草津市の埋立処分量を増やすことは考えているか?
A. ①他の埋立処分地もリサーチしているが、放射性物質受入れの関係があり難しい②コストの関係でそれぞれの処分地での埋立処分量を一定量以上にする必要があり、またリスク分散の点からも、現状を変えることは難しい。
Q. 現在は「固化灰」を埋立処分しているが、他の自治体にはリサイクル処理を行っているところもある。埋立処分は少なからず環境に負荷を与えるものであるため、処理費が高くつくとしてもリサイクル処理を行うことが望ましいと考えるが、いかがか?
A. 「固化灰」のリサイクルは可能だが、処理費が50,000~60,000円/tと高い。また、ダイオキシン含有量などに関する受入基準が厳しく、その基準を満たすには焼却施設の新設が必要。
⇒(10年後あたりと予想される)焼却施設新設の際には、「固化灰」のリサイクル処理についても検討するよう要望。
Q. 焼却灰の「不燃物残渣(主灰)」については、現在、リサイクル処理を2社に委託している。他の委員からの質問に対する答弁として、今後、2社の処理費単価に応じて処理委託量の比率を変えていく旨の説明があったが、2社それぞれのリサイクル率は把握しているか。
A. 1社のみ把握。
⇒処理委託量の比率を決めるにあたっては、処理費単価という「お金」の面だけでなく、リサイクル率という「環境」の面も含めた検討を行うべきと指摘。
その他、戸田市の市民生活常任委員会の決算審査において提案した「リサイクルフラワーセンターでの生ごみ受入の新規募集」につなげるための質問も行いましたが、ここでは割愛します。
◎埋め立てかリサイクルか ~最終処分場「新草津ウェイストパーク」視察~ 2016/10/12(真木大輔公式ブログ)
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[まちづくり]2016年11月15日(火)
私が副委員長を務める市民生活常任委員会では、今年度の年間活動テーマを「地域に親しまれる公園について」と定めて1年間活動してきました。
本日は、これまでに実施した先進地への行政視察や市内公園の視察、担当課へのヒアリングの結果をもとに、執行部へ提出する提言書の内容について委員会で協議しました。
協議の結果は掲載したホワイトボードの通りで、共通する大きなテーマの一つは「住民参加の公園づくり」です。
この1年間で、戸田市の公園行政の課題に関する委員の考えが一つにまとまってきていている感触はありましたが、それを今回確認でき、私としてはひとまず安心しました。
各会派から6名の議員が集まった「委員会」による提言書は、議員個人の提言に比べて重みが違います。
12月議会中の提出に向けて、今回協議した内容を丁寧にまとめていきたいと思います。
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