[子育て, まちづくり]2016年9月12日(月)
一般質問の報告その3です。
テーマは、「福祉センターでの多世代交流」です。
このテーマに関しては、昨年の3月議会に市民から陳情書が提出され、同時に私も一般質問を行っています。
その趣旨は、
「全体の稼働率が3割を下回っている市内3館の福祉センターを、高齢者以外の利用者にも開放し、多世代間の交流や子供を持つ親同士の交流が生まれる施設として見直すべき。」
というものです。
それらを受け、一部の福祉センターにおいて試行的に多世代開放が実施されましたが、その後はなかなか進展が見られませんでした。
そこで、以下の質問を行いました。(※質疑応答の内容を分かりやすくするため、質問を一部改変しています。)
Q. 福祉センターの多世代交流化の進捗は?
A. 2020年を目標達成年度と設定し、今年度より施設機能の見直しを図っている。一層の利用率向上に向け、幅広い世代を対象とした地域の交流拠点を目指し、この5か年中に市全体の公共施設の役割・運営形態などをしっかりと検討する。
Q. 2020年度の機能見直しに大いに期待するが、それまでの間、試行的にでも「会議室を利用した乳幼児スペースの常設」「小中学生向けの居場所の創出」を実施しては?
A. 今後5か年での施設機能の見直しに向けた検討や試行において、より有効な施設利用について努めていく。
以上の内容を簡単にまとめると、
①2020年度には、福祉センターの機能替えを図る。
②それまでの間、試行的な多世代交流化にも努めていく。
ということです。
子供たちや子育て世代にとって、近くにあるはずの福祉センターは、これまで立ち寄りづらい施設でしたが、今後は、上戸田の「あいパル」のような多くの世代に利用しやすい施設へ生まれ変わっていきます。
昨年3月に陳情書を提出してくださった583名(捺印付きは506名)の方々の思いが、できる限り早期に実を結ぶことを願っています。
◎戸田市議会録画放映(戸田市議会公式サイト)
※画像:新曽福祉センター
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[教育]2016年9月11日(日)
一般質問のご報告その2です。
テーマは、「プログラミング教育の推進」です。
次期学習指導要領において「プログラミング教育の必修化」が検討されていますが、その指導法はいまだ確立されておらず、自治体によってその取り組みには温度差が生まれると予想されます。
プログラミングとは「機械に命令をして動かすこと」であり、きちんとした指導を受ければ、《論理的な思考力や創造性》が養われるだけでなく、《機械にできることは何か》が分かるようになり、また何より、他の教科では得られにくい《トライ&エラー》の姿勢が身に付きます。
子供たちの将来の活躍にとってプログラミング教育は必要である、という考えのもと、議場において以下の質問を行いました。
Q. 全国の自治体に先駆け、小中一貫のカリキュラムを作成してはどうか?
A. 総合的な学習の時間に位置づけるなど、本市独自の小・中一貫したプログラミング教育のカリキュラムづくりについて検討する。
Q. 「プログラミングの前にやらなくてはならないことがあるのではないか」との意見もあるが、どのように考えるか?
A. 「基礎的な知識・技能の習得」と「プログラミング的思考の習得」は二項対立的な性質のものではなく、「基礎的な知識・技能の習得」のプロセスにおいても、また「習得した知識・技能の活用」の面においても、プログラミング的思考は必要となる。
子供たちがこれからの変化の激しい社会を生き抜くために必要とされる力を見定めつつ、それらをバランスよく育成することが重要である。
Q. 教育長の考えは?
A. 小学校のプログラミング教育は、プログラマーの育成が目的ではない。コンビューテーショナル・シンキングをもう少し部分化し、わかりやすくしようとした「プログラミング的思考」を身に付けさせることが目的である。
小中一貫カリキュラムの全校展開はもちろん、もう少し高度なプログラミング教育をさせいと考える学校には、戸田市教育委員会が築いている産官学民の知のリソースを活用し、取り組んでもらう。
教育委員会としても、全国をリードする教科横断的なプログラミング教育の実現に向け努力していく。
2020年度の小学校から全面実施される次期学習指導要領の目玉は、「アクティブ・ラーニングの導入」「英語教育の強化」「プログラミング教育の必修化」です。
これらのうち、英語教育に関して、戸田市はかねてから先進的な取り組みを行っており、アクティブ・ラーニングについても、戸ヶ崎教育長の新体制のもと、国をもリードする勢いで進めています。
そして今後、プログラミング教育の小中一貫カリキュラムをもとにした指導体制が確立されれば、全国から「子供に教育を受けさせたいまち」と呼ばれる日も近いのではないかと思います。
なお、これら戸田市の教育改革の成果は、数字としても表れ始めているようです。今年度に実施された全国学力テストと埼玉県学力テストの戸田市の結果については、後日こちらでご報告させていただきます。
◎戸田市議会録画放映(戸田市議会公式サイト)
※画像引用元
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[まちづくり]2016年9月8日(木)
一般質問のご報告その1です。
テーマは、「戸田音頭のYouTube公開」です。
私が戸田市に引っ越してきて驚いたのが、戸田市の老若男女に「戸田音頭」が広く浸透していたことで、私は、最近「戸田音頭」が踊れるようになって、ようやく戸田市民になれた気がしました。
ボートを漕ぐ振り付けや、戸田の魅力が盛り込まれた歌詞、親しみやすいメロディーが特徴の「戸田音頭」ですが、戸田市文化会館でCD【掲載画像】が販売されている以外、振付や歌詞、曲などの情報はほとんど公に出ていません。
これでは、せっかくの戸田市の魅力ある文化資源がもったいないという思いから、
「市民が戸田音頭を踊る光景を撮影し、YouTubeなどに公開してはどうか?」
と提案したところ、
「インターネットで動画配信することは、より広く市民に知っていただく機会を増やすという意味で有効。著作権や肖像権などの課題はあるが、10月1日に開催される『とだ50祭』の中で実施される流し踊りの撮影・動画配信を検討する。」
との答弁を得ました。
本日、ちょうど町会の集まりがあったので、「とだ50祭」での流し踊りに参加される町会女性部の方々にこのお話をさせていただいたところ、「ちゃんとお化粧していかなくちゃ」と喜んでくれました^^
ちょっとしたアイデアをもとにした今回の提案ですが、もし動画配信が実現すれば、時を経るごとにその存在価値が出てくるのではないかと考えています。
◎戸田市議会録画放映(戸田市議会公式サイト)
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[教育, 子育て, 交通と自転車, まちづくり]2016年9月7日(水)
本日、一般質問を行いました。
今回は、5つのテーマに関して質問を行いました。
それぞれのテーマについての詳細なご報告は、後日行います。
まずは、簡単なご報告にとどめます。
●戸田音頭を録画しYouTubeに→◎
●自転車レーンに路駐防止のポールを→△~〇
●自転車レーン上の路駐抑制の周知を→〇
●自転車レーン開通に合わせた啓発キャンペーンを→◎
●プログラミング教育の小中一貫カリキュラム作成を→◎
●福祉センターの多世代利用に向けた見直しを→◎
●戸田市版ネウボラの各地域(福祉センター等)への設置を→△~〇
●地区担当保健師の対応改善を→〇
録画映像(約1時間)はこちらからご覧ください。
明日からは、昨年度決算の委員会審査が4日間続きます。
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[教育, 子育て, 交通と自転車, まちづくり]2016年9月6日(火)
明日、一般質問に登壇します。
登壇時間は、「11時30分前後~(お昼休憩)~14時30分前後」と思われます。
生中継映像や録画映像は、下部のリンクからご覧いただけます。
掲載画像は、議場で配布する参考資料です。あわせてご覧ください。
通告内容は以下の通りです。
件名1.戸田音頭の録画と映像公開について
(1)戸田音頭をより身近に感じられるよう、市民が戸田音頭を踊る光景を録画し、その映像をネット等に公開してはどうか。
件名2.自転車レーンの路上駐車対策と安全利用啓発について
(1)市役所南通りに整備予定の自転車レーンについて。
①自転車レーンにおける路上駐車対策として、自転車レーンと車道との境界上にポストコーンを設置してはどうか。
②街頭パレードや広報での特集などの安全利用啓発キャンペーンを実施してはどうか。
件名3.プログラミング教育の推進について
(1)次期学習指導要領においてプログラミング教育の必修化が検討されているが、本市として、プログラミング教育についてどのような取り組みを行っていくのか。
件名4.福祉センターでの多世代交流について
(1)昨年8月に新曽福祉センターにおいて「多世代交流スポット」が試行的に実施されたが、その検証結果はどのようなものか。
(2)市内3館の福祉センターにおいて、乳幼児向けスペースの常設、及びいこいの室の年齢制限撤廃を図ってはどうか。
件名5.地域の子育て拠点について
(1)本年4月に福祉保健センターに設置された「子育て相談ルーム(子育て世代包括支援センター)」の特徴及び利用状況について。
(2)「子育て相談ルーム(子育て世代包括支援センター)」を市内の各地区に設置し、地域の子育て拠点としてはどうか。
◎本会議映像(戸田市議会公式サイト)
生中継はこちら
録画映像はこちら(当日夕方にはアップされます)
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