[まちづくり]2016年10月17日(月)
日曜日は、戸田市民体育祭[新曽地区]に参加しました。
未就学児から高齢者まで、地域の老若男女のみなさんが参加するイベントで、私の家族も毎年楽しみにしています。
今年も、競技への参加や観覧、手作り豚汁を頂いた昼食、お昼休みの戸田音頭【掲載画像】、町会会館での打ち上げなど、とても楽しい一日を過ごすことができました^^
私の所属する馬場町会は、残念ながらどの部門でもトロフィーを貰えませんでしたが、参加人数は(確か)約240人と、新曽地区の7町会で最多とのことで、そこは誇らしいと感じました。
私は、町会に加入して3年目となりましたが、徐々に知り合いの方も増え、居場所ができてきたように感じます。
町会に身を置き、地縁団体の良い面を感じている一方で、戸田市には町会未加入の方が4割もいるという現実を直視しなければいけないとも考えています。
ちょうど同じ日曜日に、市民の方から会派宛に「防災行政無線で市民体育祭実施のアナウンスは不要」とのご意見をメールで頂きました。かたや私は、市民体育祭を楽しんでいました。
どちらが良い悪いと決め付けることなく、少しずつ答えのようなものを見出せていければと考えています。
最後に、今年の市民体育祭のなかで気合を入れて臨んだ「ロマンス競争」において、ダントツの1位になれたことは後世のために記しておきます(笑)
市民体育祭の運営に携われたみなさん、ありがとうございました。
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[安全と防災]2016年10月15日(土)
本日は、家族で「第2回 キラキラ輝くTodaママフェスタ」をのぞいた後、同じ戸田市文化会館で開催された「市民公開救急シンポジウム ~救いたい!その命~」に参加しました。
「運動中の突然死」をテーマとした基調講演&デモンストレーション【掲載画像】、「戸田市の救急医療体制」をテーマとしたパネルディスカッションが行われましたが、このシンポジウムを通して、戸田市消防が埼玉県内でトップレベルであることを再認識するとともに、このようなシンポジウムを主体的に開催する戸田市消防の姿勢が素晴らしいとも感じました。
私にとっての学びとなったのは、
「心臓発作により突然倒れた人を見かけたときに一番大切なことは、“声をかける勇気”である。」
というご指摘でした。
多くの通行人がいると、皆がそれぞれ「誰かがやってくれる」と思ってしまいがちですが、そこで勇気を出して声をかけることができれば、その後すべてが動き出すとのことです。
いまや幼稚園や小学校でも救命処置について学ぶ機会があり、おそらく多くの日本人が、AEDの使い方や胸骨圧迫(心臓マッサージ)のやり方をある程度身に付けていると思いますが、せっかく身に付けたことも、”倒れている人に声をかける”という行為がなくては何も始まらないわけで、ご指摘はごもっとだと思いました。
救急車が来るまでに周りの人が救命処置をするかどうか、が生死を大きく分けます。
みなさんも、まちなかで倒れている人がいて、まわりの通行人みなが素通りしていても、勇気を出して声を掛けることを心掛けていただければと思います。
もし、倒れている人に反応がなければ、その後の大まかな手順は、
●救急車とAEDをまわりの通行人にお願いする
↓
●それらが来るまで胸骨圧迫(心臓マッサージ)をする
です。これだけで生存率が大きく上がります。
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[行財政改革, 産業振興]2016年10月15日(土)
9月議会の市民生活常任委員会審査の報告その②です。
テーマは、「ふるさと納税」です。
戸田市では、本年12月1日から、ふるさと納税者に対する返礼品を用意するため、その経費(H28.12~H29.3分)である約280万円が補正予算案として9月議会に上程されました。
これに関し、委員会審査において、以下のやり取りがありました。
執行部からの説明
ここのところ、戸田市民の他自治体へのふるさと納税が急増しており、それによって、戸田市に収められるはずの所得税と住民税の控除額が、平成27年の1年間で「8000万円」に達している。(平成26年分は2000万円程度)
一方で、戸田市へのふるさと納税額は、平成27年の1年間で(イレギュラーの分を除き)「50万円」しかない。
戸田市へのふるさと納税額を増やすために、本年12月から返礼品を用意したい。
他委員からの質問とそれに対する答弁(※抜粋)
Q. 経費約280万年の詳細は?
A. 平成28年12月~平成29年3月までの4か月のふるさと納税額として、県内自治体の平均である「353件・424万円」を想定している。経費は、ふるさと納税サイト業者へ支払う手数料(12%)と返礼品の商品代および送料。
Q. ふるさと納税サイト業者は?
A. 一番有名な「ふるさとチョイス」は、9割の自治体が参入している競争率の高いサイトであるため、戸田市ではソフトバンク系列の「さとふる」の利用を検討している。
Q. 返礼品の価値の目安は?
A. ふるさと納税額の4割程度の価値の返礼品を想定している。この割合は全国平均。
Q. 来年度の当初予算ではなく、補正予算として年度途中から実施する理由は?
A. ふるさと納税は年末に集中する(11月は年間の15%、12月は年間の35%)ため、それに間に合わせたい。
私からの質問とそれに対する答弁
Q. ふるさと納税の主旨は「地域振興」であり、首都圏に近い戸田市としては、控除額が納税額を上回ることは、日本全体として見れば望ましいことと捉えることもできるが、執行部の考えは?
A. 「①地域振興」の主旨は理解しているが、戸田市としては、控除額と同額の納税額を集めることを目標とする。
Q. 返礼品の商品は?
A. 当面は、戸田市優良推奨品やボート関係を中心に考えている。
Q. 返礼品の過熱が問題となっている。返礼品を豪華にして多額のふるさと納税を集めても、恩恵を受けるのは特定の地元業者であったり、地元住人がその商品を手に入れられなくなったりという事例がある。それを踏まえ、「①幅広い品揃え」「②市長との2ショット撮影(←とっさに思い付いただけの一例です笑)などのお金のかからないもの」「③障害福祉施設で作られる品物」を返礼品として検討してはどうか?
A. 検討する。
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われながら、返礼品の候補として良い提案ができたのではないかと思います。
なお、昨日には、戸田市公式サイトにおいて返礼品協力事業者の募集が始まりましたので、まず、「①幅広い品揃え」に関しては充実していくものと思われます。
◎ふるさと納税返礼品協力事業者を募集します!!(戸田市公式サイト)
※掲載画像は「さとふる」より引用
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[議会と選挙]2016年10月13日(木)
昨日は、議員となり初めて、視察対応をさせていただきました。
視察にいらっしゃったのは、愛知県大府市議会の議会運営委員会のみなさんで、視察テーマは「①常任委員会の年間活動テーマ」と「②戸田市議員報酬等の特例に関する条例」でした。
②は、議員が、自己都合や疾病等により議員活動を長期間休止した際に、その間の議員報酬を削減することを定めた条例で、私が戸田市の議員となる前に、戸田市議会の議会改革のなかで制定されたものです。
条例の説明や質問への応答は、議会事務局と遠藤副議長が担当されました。
私は主に、①の常任委員会の年間活動テーマの取り組みとして、昨年にマニフェスト大賞優秀成果賞を受賞した「図書館改革に向けた提言」に関して、議会事務局による説明の後の質問への応答を担当させていただきました。
かつての戸田市議会の常任委員会は、行政から提案された予算案や条例案などを年4回の定例議会で審査することが主の、いわば”受け身”の常任委員会でしたが、平成21年度から「年間活動テーマ」を決めて常任委員会を毎月開催することで、”提言する委員会”として主体的に市政向上に取り組むことができるようになりました。
大府市議会でも、平成25年から委員会のテーマ活動を実施しているとのことですが、戸田市議会の取り組み状況をご説明したところ、戸田市議会の進んでいる点として、「委員間の日頃からのコミュニケーションにより、委員会としてチームワークが取れていること」「年間活動テーマに関する委員間の議論だけでなく、担当課との情報交換が密に取れていること」を挙げられていました。
ただし、戸田市議会と大府市議会の共通の課題として、「年間活動テーマに取り組んだ後の検証ができていない」ことが確認されました。
私がこれまでに取り組んだ年間活動テーマは「図書館改革に向けた提言」と「スポーツセンタープールの早期再開」、現在取り組んでいるのは「住民に親しまれる公園づくり」ですが、特に、「図書館改革に向けた提言」に関しては、当時の活動をリードしてくださった委員長が議会にご不在であること等の事情により、思うように検証を進められていないのが課題であると、私も認識しています。
そのような課題がありますが、「議員個人ではなく委員会として行政に働きかけることができる」というメリットは大きく、大府市議会のみなさんと意見交換をするなかで、委員会の年間活動テーマそのものは今後も続けていくべきものであることを再認識しました。
今回に続き来月にも、年間活動テーマに関する視察対応をさせていただきますが、そちらも、視察にいらっしゃる議会だけでなく、戸田市議会にとっても学びのある機会になればと思います。
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[生活と環境]2016年10月12日(水)
本日は、蕨戸田衛生センター組合議会の行政視察として、群馬県草津町にある一般廃棄物最終処分場「新草津ウェイストパーク」に伺いました。
この最終処分場に埋め立てられるのは、ゴミを焼却して出た灰なのですが、一旦ここで説明に入ります。
まず、戸田市と蕨市から集められたゴミのうち、蕨戸田衛生センター組合のごみ焼却施設で燃やされるのは、以下の2つです。
●「もやすゴミ」
●「粗大ゴミ」のうち、リサイクル家具として再利用できないものを粉砕して、そこから鉄類などを取り除いたもの
焼却されたゴミからは2種類の灰が出ます。
①「飛灰(ひばい)」=焼却炉の排ガスから集められたほこり状の灰
②「主灰(しゅばい)」=ゴミを燃やした後の燃えがら
それぞれの灰について、蕨戸田衛生センター組合では以下の処理方法をとっています。
①飛灰⇒灰(ダイオキシン等の有害物質を含んでいる)が飛散しないようにセメント等で固めて固化灰とし、それを群馬県草津町と山形県米沢市にある最終処分場に埋め立てる。
②主灰⇒鉄類を取り除いた後、埼玉県寄居町と栃木県日光市にある処理施設で人工砂やセメント等にリサイクルする。
今回視察したのは、①の固化灰を埋め立てている草津町の最終処分場で、ここでは、蕨戸田衛生センター組合から年間2,800トン前後の固化灰を受け入れている他、全国の180市町村から一般廃棄物を受け入れています。
この最終処分場を運営する(株)ウィズウェイストジャパンは、戸田市を発祥とし、現在はさいたま市に本社を置く、廃棄物業界のリーディングカンパニーということで、障害者を全社員の3分の1程も雇用し、また、この草津の最終処分場において、近隣住民との調和や、公害防止に向けた取り組みに積極的に取り組んでいるのが印象的でした。
草津には隣接する2か所の最終処分場があるのですが、そのうち、1か所はあと3年半で満杯となり、もう1か所はすでに満杯となっていて、その上部はドーム型水耕栽培施設や多目的広場として活用されています。
最終処分場というのは、10年~20年間の埋め立てだけでなく、埋め立てが終わった後の10年~15年間の維持管理も必要とのことで、最終的には、最終処分場からの浸出水が人間の飲めるレベルになって完了するとのことです。(それまでの間は、浸出水をきちんと処理してから流します。)
草津の最終処分場があと3年半で満杯になるということで、次は嬬恋村に最終処分場を設立予定とのことです。
なお、最終処分場のある自治体にとってのメリットは、草津村では「草津村の一般廃棄物の受け入れが無料」、米沢市では「環境負担金という名目で排出元の自治体からお金をもらう」というもので、これは最終処分場によってまちまちのようです。
最終処分場の設立にも土地が必要なわけですから、やはり、私たちの出すゴミを少なくしていくことに越したことはないわけです。
なお、今回の報告にあたって調べ物をするなかで、ゴミをもやして出る①の飛灰は、蕨戸田衛生センター組合のように固化灰として埋め立てる処理方法だけではなく、②の主灰と同様、セメント等へリサイクルする処理方法もあるようです。
その処理費用は、埋め立ての倍近くかかるとのことですが、リサイクルを選択している自治体もあるようですので、この辺りについては、今後蕨戸田衛生センター組合議会のなかで質問してみようと思います。
私個人としては、ある程度お金がかかっても、最終処分場を必要としない循環型社会に向けた取り組みを進めることが望ましいと考えます。
◎蕨戸田衛生センター組合議会の行政視察 2014/10/6(真木大輔公式ブログ)
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