[まちづくり]2016年10月1日(土)
本日、市役所で開催された「とだ50祭」は大盛り上がりでした!
小さい子供からお年寄りまで、予想以上に多くの方々がお越しになり、みなさんがとても楽しんでらっしゃいました(^^)
運営に携わられた市民や職員のみなさん、本当にお疲れ様でした。
閉会式で神保市長がご挨拶されたように、戸田市民の底力を見せつけられたお祭りになったと思います。
戸田市、50歳おめでとうございます。
このような場に立ち会えて光栄です。
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▲「戸田音頭流し踊り」に馬場町会で参加しました
お祭りの様子について、詳しくはこちらのFacebookページをご覧ください。
この大成功を見れば、「戸田ふるさと祭り」の開催場所を、競艇場から市役所に戻すほかないと思います!
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[教育]2016年9月30日(金)
今年度の国と県の学力テスト(学力・学習状況調査)の結果が出揃いました。
結果は、どちらのテストにおいても、「戸田市は埼玉県トップレベル」です。
県内1位(※政令市のさいたま市を除く)といって差し支えない成績なのですが、そのような市町村間比較について、ここでは細かく分析しません。
もはや、戸田市にとって学力テストの成績は「目的」ではなく「結果」に過ぎない、と言い切れる状況になっています。
子供たちがこれからの時代に活躍できるように、戸田市は(現在の)ペーパーテストでは測れない新しい能力を育てるための教育に力を注いでいます。
目標としているところはもっと先にあって、そのなかで「ペーパーテストの成績も良くなった」ことが確認できたという程度です。
(とはいえ、保護者や議会の目もあるので、ペーパーテストの成績がついてくるに越したことはありません。)
そのほかに注目すべき点は、中学3年生に対する、『「総合的な学習の時間」では、自分で課題を立てて情報を集め整理して、調べたことを発表するなどの学習活動に取り組んでいるか』という問いに「(どちらかといえば)当てはまる」と答えた生徒の割合が、全国平均「57.7%」に対し戸田市は「76.6%」であったことです。
この「自分で課題を立てて情報を集め整理して、調べたことを発表する」ことが、これからの時代により求められるものであるということは、みなさんもご承知のことと思います。
一点、気に掛かるのが、戸田市の“勉強格差”の実態です。
昨年度の質問紙調査では、「家で自ら計画を立てて勉強している小6生&中3生」が全国よりも多い一方で、「家でまったく勉強をしない中3生」が全国割合の2倍程もいることが明らかになっていたのですが、今年度は県がこれらの調査結果を公表していないため、(外部にいる私には)実態が掴めません。
ぜひ戸田市には、今回の結果の良い部分だけでなく、そのような課題となる部分にも注意を払っていただければと思います。
掲載したグラフは、私が作成した戸田市の成績の年次推移です。
繰り返しになりますが、子供たちの能力の一部を示すものとして、あくまで参考程度にしてください。
詳細な結果や分析については、以下のサイトを参照ください。
《戸田市教育委員会公式Facebook》
https://www.facebook.com/todaedu/photos/a.150458145380274.1073741829.143058352786920/189299124829509/?type=3
https://www.facebook.com/todaedu/posts/191495251276563
《戸田市教育委員会公式サイト》
http://www.toda-c.ed.jp/soshiki/10/kyoiku-gakuryoku2.html
《埼玉県教育委員会公式サイト》
http://www.pref.saitama.lg.jp/f2214/zenkokugakutyou.html
http://www.pref.saitama.lg.jp/f2214/gakutyou/20150605.html
※なお、掲載グラフの値の算出式は、次の通りです。
(戸田市の平均正答率ー全国or県の平均正答率)÷(全国or県の平均正答率)
ただし、全国学力テストに関してはA問題とB問題の単純平均。
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[議会と選挙]2016年9月30日(金)
戸田市市制施行50周年に合わせて、戸田市の姉妹都市であるオーストラリア・リバプール市と友好都市である中国・開封市の友好代表団の方々が、戸田市に訪問してくださっています。
本日は、リバプール市友好代表団がいらっしゃるということで、3年前にリバプール市に訪問した戸田市議会のメンバーも集まってお出迎えをしました。
当時リバプール市から戴いたコアラのぬいぐるみとオーストラリアの国旗を手に、リバプール市議会バッヂ、個人で購入したカンガルー柄のネクタイを着用するという、完全リバプール仕様の恰好でお出迎えした私を見て、リバプールのみなさんが和んでくださったようで嬉しかったです。
3年前の訪問時のお話をしたり、また、中学生交流事業の再開をあらためてリバプール市長にお願いしたりと、短いながらも有意義な時間を過ごすことができました。
リバプール市と開封市の代表団の方々は、明日に戸田市文化会館で開催される50周年式典にも参列してくださるようです^^
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[子育て]2016年9月28日(水)
昨日に9月議会が閉会し、本日は家族で「おひさま保育園」の園庭開放に参加しました。
戸田市のいくつかの民間保育園では、「地域子育て支援センター」という一般親子向けのイベントを開催しており、本日は、そのなかでも新曽地区のお母さん方からの評判が良いおひさま保育園を選びました。
午前中の開催に10組前後の親子が参加しており、常連の親子や私たちのような新米親子が、子供たちを遊ばせながら、親同士は子育てトークをメインに交流しました。
自宅で子育てする時間がほとんどである私の妻にとっては、このような場での交流がリフレッシュになっているようです^^
なお、戸田市からさいたま市に引っ越されたお母さんから聞くところによると、戸田市はこのような子育てイベントが充実しているとのことです。
公園デビューをせずとも、子育てイベントや親子広場で自然にママ友を作ることができるのが、戸田市の良いところだと思うのですが、一方で「常設の居場所」はまったく無いのが課題でもあります。
先日の9月議会で提案したことですが、毎日いつでも子供を連れて行けて、そこには顔なじみの指導員さんがいて、困ったときは支援に繋げてくれるような場所を各地域に設置していけば、お母さん方は、戸田市での子育てをもっと楽しめるようになると思います。
これに関しては、一般質問の報告として後日もう少し詳しく投稿します。
◎ぽかぽか広場(戸田駅前保育所おひさま保育園)
◎子育て支援「保育園に遊びにきませんか」(戸田市公式サイト)
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[生活と環境, 行財政改革, 議会と選挙]2016年9月27日(火)
本日、34日間を会期とする9月議会が閉会しました。
昨年度決算認定を主とした45件の議案がすべて認定・可決されましたが、それらの議案のうち、私は「戸田市下水道条例の一部を改正する条例」について、賛成議員を代表して討論を行いました。
この条例は下水道使用料値上げに関するもので、私の賛成の根拠は、
①受益者負担となることで、市民間の不公平が解消される。
②災害や施設更新のための財源が確保され、世代間の公平が保たれる。
以上2点を、埼玉県内や東京23区のなかで最も安い下水道使用料を維持したまま果たすことができる。
というものです。
賛成討論の全文を以下に記載しますが、これまでに行った討論と同様、原稿の作成にあたっては、担当課へのヒアリングや調査に時間をかけました。
下水道使用料をいま値上げしなければならないことを、市民の方にきちんと納得していただくためには必要な労力だと考えています。
なお、こちらでの9月議会の報告に関しては、一般質問や委員会審査の分を残していますが、そちらについては、これから何日かに分けて投稿していきます。
もうすぐ10月に入ります。残る仕事をこなしながら、来年1月の選挙に向けた準備を少しずつ進めていこうと思います。
議案第88号「戸田市下水道条例の一部を改正する条例」について、賛成の立場から討論いたします。
本案は、来年4月1日からの下水道使用料を改定し、現行の使用料に対し平均30%の値上げを行うものです。
この改定案は、下水道使用の少ない一般家庭に対する負担が少なくなるよう配慮されたもので、平均的な家庭が一か月に使用する20㎥をもとに試算すれば、月額の下水道使用料は、税込777円から税込1,004円となり、これは埼玉県内や東京23区で比較しても、依然として最も安い使用料です。
執行部の説明によれば、今回の使用料改定には、大きく分けて二つの目的があります。
一つは、下水道事業の独立採算制を実現するというものです。
本市の下水道事業は、生活環境の改善、公衆衛生の向上、公共用水域における水質の保全、豪雨による浸水の軽減を図るべく昭和44年度から実施され、それ以降、設置・改築・修繕・維持その他の管理を市が行ってきました。これはまさに下水道法が定めるものです。
一方で、下水道事業の経理・財務に関しては、当時から、地方財政法及び同法施行令等により「独立採算制の原則」が、また、下水道財政研究委員会提言等により「雨水公費・汚水私費の原則」が示されています。
本市では、それらの原則に従い、汚水処理に係る事業費を下水道使用料収入から賄えるよう、昭和48年の下水道使用料徴収開始以来、昭和51年に平均230%、平成4年に平均33%、平成8年に平均25%、平成12年に平均44%の使用料改定を実施してきましたが、なお一般会計からの補填は続きました。そして、一昨年度の下水道事業への地方公営企業法の全部適用を経て、このたび平均30%の使用料改定を行うことにより、ようやく独立採算制が実現するに至ります。水道事業に遅れること54年です。
これにより、本市の問題であった、下水道未整備地区に住む市民の納める税金が下水道整備地区に使われる、という市民負担の不公平が解消されることは、評価すべきと考えます。
使用料改定の二つ目の目的は、下水道事業を将来に渡り持続させていくための財源確保です。
今回の下水道使用料の改定に際しては、本年度に初めて策定された「戸田市下水道ビジョン」とその「経営計画」において、様々な事業シナリオを想定した10年間の財政収支見通しの評価が行われた後、「戸田市上下水道事業経営審議会」への諮問を経て、平均改定率である30%が導出されました。
これまで一般会計からの補填を受けて運営されてきた下水道事業には、災害の備えにもなる建設改良積立金がまったく無く、かたや、企業債残高は増加の一途を辿り、平成27年度決算では約87億円にまで膨らんでいます。これは、独立採算で運営されてきた水道事業において、建設改良積立金が10億円であること、平成19年度から新たな企業債の発行が無いことと比較すれば、早期に改善を要する課題であると認識されます。
今後、下水道使用料を平均30%改定することで、一般会計からの赤字補填が解消されるだけでなく、建設改良積立金は10年後に約18億円となることが見込まれます。企業債残高は抑制され、未整備地区への整備推進や、改築更新時期を迎える管路施設やポンプ場のための財源確保にも繋がり、これによって、世代間の負担の公平性が保たれるのは望ましいことです。
以上、本案は、本市下水道事業の課題を解決するため、また市民の生活や安全を将来にわたって守るために、必要かつ妥当な改定であると考えます。
最後に、本年6月に実施された下水道使用料改定案に対するパブリック・コメントへ寄せられた延べ12件の市民のご意見には、使用料改定の主旨に賛同されるものはあっても、反対のご意見は無かったことを申し添え、議案第88号についての賛成討論といたします。
◎戸田市議会録画放映(戸田市議会公式サイト)
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