[子育て, まちづくり]2016年4月13日(水)
公園の整備については、かねてから市内のお母さん方より多くのご意見を頂いています。
それらのご意見は、集約すると、
「公園の整備に私たちの声を反映してほしい。」
というものです。
遊具一つの交換であっても、その公園でいつも遊ぶ子供達やお母さん方にとっては、大きなことです。
そこで、私は機会のあるごとに行政へ提案を行ってきました。
具体的には、以下の2つです。
①新曽の消防署裏の公園新設にあたってのワークショップに新住民も参加させる。(平成27年12月議会 一般質問)
②下前公園【掲載写真】の改修案を、地元町会だけでなく隣接マンションの組合にも提示する。(平成28年3月議会 質疑&委員会審査)
ただし、行政の内部ですでに公園整備の計画がある程度進んでしまっている場合は、それに対して個別的な提案を行ったとしても限界があります。(上記②がそれに当たります。)
そこで今後は、公園を「新設」する場合でも「改修」する場合でも、事前に地元町会や新住民、子供達を交えたワークショップを開催して整備内容を決めていく、という体制が構築されることが望ましいと考えます。
しかし、そのような「体制の改革」には、議員個人として議会で一般質問などを行うよりも、複数の議員が集う「委員会」として取り組むことの方が効果的であり、そこで、私の所属する市民生活常任委員会では、今年の年間活動テーマを「地域に親しまれる公園について」とし、公園整備の改革に取り組んでいくことになりました。
現在、委員長や事務局と行政視察先の選定を行っているところですが、理想的な公園整備を実施している先進自治体は思ったよりも多いことに驚きました。
以下、それらのなかで特に印象的な事業説明文を抜粋します。
従来の公園づくりは、行政や専門家主体でおこなわれ、必ずしも地域住民のニーズに対応したものではなかったのではないでしょうか。
このような行政主導で行う公園づくりは、近隣住民の反対や批判が生まれるだけではなく、あまり活用されない施設を設置するようなケースもあり、さまざまな問題を生じることが少なくありませんでした。
そこで、ワークショップ(住民参加型・住民協働)の考え方が生まれてきました。
これまでは、住民説明会にて行政案を提示し、そこで参加者の意見・要望を聴き、リニューアル内容を決めていました。
しかし、住民説明会による合意形成では、いわば「行政におまかせ」のリニューアルになってしまいがちであり、実際の利用者である住民による「住民が主役」のリニューアルになっていないのではないかという疑問がありました。
これからは、住民が「自分たちの使いたい公園にしよう」という意思のもと、計画段階から整備後の維持・管理まで、自ら主体となり関ることができるような、公園リニューアルの仕組みづくりに取り組んでいきます。
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私の所属する委員会の年間活動テーマは、議員任期1年目~2年目が「人の集まる図書館に向けた改革」、議員任期3年目が「スポセン屋内プールの早期再開」、そして議員任期4年目となる今年が「住民参画による公園整備」と、思いを込めて活動ができるテーマであることをとてもありがたく感じます。
今年もしっかりと成果が残せるよう頑張っていきたいと思います。
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[交通と自転車, 安全と防災]2016年4月12日(火)
昭和41年10月1日に戸田町が「戸田市」となり、本年10月1日で50周年を迎えます。
そこで戸田市は今年、市制施行50周年を記念して、市役所周辺で開催される「とだ50祭」や文化会館で開催される「50周年記念式典」といったメインイベントの他、「BS日本のうた公開番組収録」や「全国市町村交流レガッタ戸田大会」などの多くの冠事業を開催します。
3月議会の予算審査において、それらの冠事業のうち市民生活常任委員会が所管するものとして、私は主に①「tocoバス無料運行」と②「消防フェアinとだ」に関する質問を行いました。
①「tocoバス無料運行(予算額36万円)」は、50周年イベントとして、10月1日~2日の2日間にtocoバスを無料で運行するという事業で、事業の目的は記念式典出席者の移動と市民へのtocoバス周知です。
そこで私は、目的である市民へのtocoバス周知の効果を高めるため、
「単にtocoバスを無料で運行するだけでなく、既存のtocoバスサポーターなどのご協力をいただき、車内バスガイドやtocoバス全路線乗り継ぎ企画などを実施してはどうか?」
と提案したところ、担当課からは前向きな答弁をいただきました。
これは、私自身がtocoバスを利用してみたいと思いつつもなかなかそのきっかけがない、という思いのもとで行った提案です。
「tocoバス無料運行&バスガイド」が実現し、私と同様の境遇にある市民の方々がtocoバスを利用する機会となれば、とても嬉しいです。
②「消防フェアinとだ」では、従来の屋外体験事業のほかに、50周年イベントとして「1日消防長(予算額122万円)」の任命が行われます。
よくワイドショーなどで、人気のある女性芸能人が1日消防長を務めている光景が報道されますが、誰が1日消防長を務めるかで集客数や集客層は大きく異なるので、1日消防長の選定はとても重要です。
そこで、本会議や委員会において、この1日消防長の選定基準について度々質問を行ったところ、「戸田市にゆかりがあり、消防フェアにふさわしい有名人を選定したい」「広い世代に訴える芸能人を考えている」との答弁がありました。
おそらく、本命は「夏菜」(さん)かなという気がしますが、私からは、若い客層の集客を考えるのであれば「藤田ニコル」(さん)はどうか、と非公式の場で消防長に提案しておきました(笑)
◎50周年!2016年 戸田市は市制施行50周年を迎えます(戸田市公式サイト)
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[産業振興]2016年4月11日(月)
私事ですが、この週末は、妻が育児でダウン→代わりとなった私が次にダウンと、子育ての大変さを身をもって感じているところです。ただ、子供は大人の感情に本当に敏感で、それがすごく愛くるしいです。とても不倫なんてしていられません(笑)
さて先日、有名なJTBの旅行雑誌『るるぶ』の特別版として、『るるぶ特別編集 戸田』(全20頁)が発行されました。
これは、市制施行50周年記念の一環として、戸田市の魅力をPRするために発行されたもので、冊子の中身の大きな特徴は、戸田市のPRポイントとして、「グルメスポット」や「ベーカリー&スイーツ」など、市内のお店屋さんも積極的に紹介されている点です。
このPR冊子発行事業については、昨年9月議会の補正予算に計上され、私の所属する市民生活常任委員会で審査を行いました。
事業の詳細として、冊子発行の目的は地域経済の振興、発行部数は3万部、予算額は約650万円でありすべて国の地方創生交付金を活用、配布場所は市内公共施設や50周年イベント、とのことでしたので、私からは、
「戸田市への転入を考えている方向けに、マンションの展示会や住宅展示場でも配布するよう検討してほしい。」
と意見しました。
これは、昨年に戸田市が発行した『戸田市ライフブック』が、まさに戸田市への引っ越しを検討されている若い世代に向け、マンションの展示会や住宅展示場で配布されていることを参考にしたものです。
今回の『るるぶ』も、戸田市の魅力をビジュアルで分かりやすく伝えているので、市外の多くの方に手に取っていただけたらと思います^^
◎「るるぶ特別編集 戸田」を発行しました!(戸田市公式サイト)
◎市外の若い世代に向けたシティセールス『戸田市ライフブック』(真木大輔公式ブログ)
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[生活と環境, 産業振興]2016年4月7日(木)
市民生活常任委員会での予算審査において、「戸田橋花火大会」に関する質問も行いました。
これまで、戸田橋花火大会は、荒川を挟んだ同時開催のいたばし花火大会と比べて、会場付近に露店が多く出店されていることがウリの一つでした。
しかし、露店に多くの人が並ぶことで歩道が混雑し、これが交通安全上危険であるとの判断により、戸田市は昨年から出店エリアを大幅に縮小しました。(掲載写真は2012年大会の様子)
この判断は正しいと考えますが、しかし一方で、昨年の花火大会を観覧した市民の方からは、「露店が少なかったために、長い行列ができて何も買えなかった。」という声や、また都内の駅前で露店を手伝った知人からは、「戸田橋花火大会から帰ってきた都民がたくさん購入してくれた。」という声を頂きました。
戸田橋花火大会の運営に対する、市から実行委員会への補助金の予算額は「4800万円」です。
もちろん、戸田橋花火大会を開催することによるシティセールスの効果はありますが、それに加えて、観覧に来られた方々に「戸田市へお金を落としてもらう」ことにも注力すべきと考えます。もちろん、それは観覧に来られた方々の満足度を高めることにも繋がります。
そこで、委員会において、
「例えば戸田公園駅前ロータリーなど、駅と会場との動線にあり、かつ交通安全に支障を及ぼさない場所に市がスペースを確保し、そこで、市外から来る露店商ではなく、市内の事業者に出店してもらってはどうか?」
と提案したところ、
「市内商店にお金が落ちる仕組みは考えていきたい。」
との答弁がありました。
なお、市内で飲食店を営む知人に、この提案についての意見を伺ってみたところ、「出店料を数万年払ってでも店を出したい。」とのことでした。
それほど、大きな需要があると見込んでいるということです。
会場や駅付近の店舗を除いては、せっかく市外から来られた大勢のお客さんをみすみす逃してしまっているのが現状です。
今年の戸田橋花火大会においては、「地域事業者の振興」と「観覧者の満足度向上」に向けて、何らかの手立てが講じられることを期待したいと思います。
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[まちづくり]2016年4月6日(水)
本日は、新曽南多世代交流館「さくらパル」を見学しました。
戸田市初の「多世代交流」をコンセプトとした公共施設として一昨年にオープンし、昨年度から指定管理者への委託により運営されているさくらパルでは、年を追うごとに利用者増加に向けた新たな工夫が図られています。
そして、3月26日(土)からは、さくらパルの2階に「昭和レトロ館(駄菓子屋 さくら商店)」が常設されました。
かつての子供達の居場所の一つであった駄菓子屋さんが少なくなり、コンビニで駄菓子を買い求めることが多くなったいま、なんと公共施設の中に駄菓子屋さんが設置されるという新たな時代に突入しました!
本日、私が伺った時間はタイミングが悪かったようで、駄菓子屋を利用する子供はいませんでしたが、スタッフの方に伺ったところ、すでに、小学生グループや、小さいお子さん連れの親子、お孫さんを連れたおばあちゃんなど、多くの世代によって利用されているそうです。
私も、さくら商店の駄菓子を一通りチェックさせていただきましたが、駄菓子屋にほぼ毎日入り浸っていた子供時代の私でも満足できるであろう充実した品揃えでした。
ここで、スタッフの方から伺ったエピソードをいくつか。
●「よっちゃんいか」は、赤いバージョンではなく、着色料のない白いバージョンを置いている。
●糸引きアメや、串に刺さったスルメなどのポット型の駄菓子は、保護者による衛生面への心配に配慮して置いていない。(商品はすべて個別包装)
●10円ガムなどの当たり付きの駄菓子が子供達に人気。
●駄菓子屋に来た子供達との会話を通して、いまの子供達の様子を知ることができる。
特に最後の点については、逆に、“駄菓子屋のお姉さん”との会話を楽しみにする子供達もいるのではないかと思います(*^o^*)
なお、掲載したでは駄菓子屋の中でスタッフの方に座ってもらいましたが、通常はさくらパルの受付カウンターで業務を行っていて、お客さんが来た時にだけ駄菓子屋の中に座るということですので、人件費の心配などはなさらぬようにお願いします^^;
(この辺りも、個人商店スタイルを忠実に再現しているとも言えます笑)
また本日から、市内4か所の公共施設で小中高生向けに実施されている「青少年の居場所」が、新たにさくらパルでもスタートしました。
さくらパルの青少年の居場所では飲食が可能ということですので、さくら商店で買った駄菓子を手に青少年の居場所に向かい、大学生などのスタッフと話したりゲームしたりを楽しむことができます。
月2回水曜日に2階の和室で開催されますので、特に近隣の新曽小学校のみなさんは要チェックでお願いします。
◎昭和レトロ館(さくらパル公式サイト)
◎青少年の居場所(戸田市公式サイト)
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