自転車レーン開通に合わせた啓発を ~平成28年9月議会 一般質問④~

交通と自転車]2016年9月21日(水)

一般質問の報告その4です。(全6回)

 

テーマは、「自転車レーン開通に合わせた啓発」です。

 

市役所南通りは市内で一番のメイン通りであり、そこへ今年度末に自転車レーンが整備されることにはインパクトがあります。

 

そこで、自転車レーン開通のタイミングに合わせ、「街頭パレード」や「広報誌での特集」などの啓発キャンペーンを実施してはどうか、と提案しました。

 

私が、自転車レーンの安全利用のために必要と考える啓発内容は、大きく分けて2つあります。

 

●一つ目は、《自転車》に向けたもので、具体的には、

 

子供・高齢者・身体障害者を除き、自転車レーンのある道路では、「自転車は自転車レーンを走らなければならない」。

 

路上に駐停車したクルマ等があり、よけなくてはいけない場合に、歩道へ逃げる際は「歩行者優先で歩道上の車道寄りを徐行」、車道側によける際は「後続のクルマにサインを出し、駐停車したクルマとの間隔を開けて進む」、バスが停留している場合は「バスの死角は広いので、無理によけようとしない」というものです。

 

●そして二つ目は、《クルマ》に向けたもので、「自転車レーン上の駐停車は控えてほしい」というものです。

 

自転車の安全利用に関して、行政機関は「自転車安全利用5則」を啓発することが多いのですが、今回の自転車レーン開通に合わせて、自転車レーンの利用に特化した啓発を行うことには効果があるのではないかと考えました。

 

私の提案に対する答弁は、

 

「交通規制を伴うパレード実施は困難だが、街頭キャンペーンや広報での特集は検討する。」

 

という前向きなものでしたので、さらに私からは、

 

「通行規制は困難でも、例えばピンクリボンウォークのような歩道上の練り歩きや、(民間団体などによる)安全教室等との同時開催なども、ぜひ検討いただきたい。」

 

と要望をさせていただきました。

 

せっかくの自転車レーンですから、整備して終わりではなく、市民の安全に資するものとなるような取り組みも、行政には行っていただきたいと思います。

 

戸田市議会録画放映(戸田市議会公式サイト)

 

 

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