JR南流山駅の案内表示は「顧客ファースト」のシンボル

交通と自転車]2016年10月23日(日)

本日は、所用で茨城県つくば市に訪れました。

 

クルマを持っていないので、もちろん電車で向かったわけですが、帰りの乗り換えで利用した「JR武蔵野線 南流山駅」にある案内表示が秀逸でした。

 

JR南流山駅の改札に入った私がまず迷うのは、「(埼京線に乗り換える)武蔵浦和駅に向かうには、何番線に向かえば良いのか?」です。
通常の駅にある電光掲示板には、電車の到着時刻と終着駅しか載っていませんが、慣れない路線では、その情報だけでは足りません。
この南流山駅の案内表示は、改札に入ってすぐに、「埼京線に乗り換えられる武蔵浦和駅に向かうには1番線に向かえば良い」という情報が一目で分かります。

 

この案内表示を作成した経緯について、時間があれば改札の駅員さんに尋ねたかったですが、おそらくは、高いサービス向上意識と大胆さを兼ね備えた駅員さんが仕掛けられたのだと思います。

 

戸田市内のJR3駅においても、電車に乗る人向けにはもちろん、例えば電車を降りた方々に対しては、路線バスやtocoバスの乗り場・行き先をお知らせする案内表示を充実させることはできますし、バス自体も分かりやすい情報提供を行う余地は大いにあります。

 

流行りの言葉を使えば、このような「顧客ファースト」の姿勢は、公共交通の活性化にはもちろん、行政の市民サービス向上にも必要です。
この姿勢を自分が忘れないためにも、「顧客ファースト」のシンボルとして、こちらでご報告しました。

 

 

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