戸田市が、「マンション防災」を中心とした防災用品展示会を初めて開催しています。
戸田市はマンション住民の方の比率の多いまちですが、「マンション防災」に関する施策はなかなか進んでおらず、実際に、市内においてマンション単位で防災に取り組んでいるところは、いまだ数える程です。
メンバー4人がマンション住民の「戸田の会」では、過去に何度かマンション防災に関する提言を行ってきました。
戸田市の今回の取り組みは、まちの実状に適ったものであり、評価すべきことと思います。
展示されている防災用品の中には、私がかつて議会で提言し市内の福祉避難所で導入された「電動ラップ式トイレ」や、今回私が初めて知った「耐震シェルター」がありました。
「耐震シェルター」は、“家具の転倒”ではなく“家屋の倒壊”から寝床を守るためのもので、本年4月から戸田市の補助金制度に含まれています。
補助対象となるのは、家屋倒壊の危険が高い「木造かつ耐震性の低い住宅」です。
本日から2週間、戸田市の1階で展示会が行われています。
私としては、防災用品の「展示」だけでなく、「実演」や「販売」も行って欲しかったところですが、それについては今後に期待します^^
みなさん、市役所にお立ち寄りの際には是非ご覧になってください。
●〔記者発表資料〕耐震シェルターや防災用品、災害時のパネルなどを市役所に展示(戸田市公式サイト)