救急車の出場件数増加の実態
[安全と防災]2016年1月11日(月)
本日は戸田市成人式が開かれましたが、急な事情で参加できず、楽しみにしていただけに残念でした。
新成人のみなさんの門出をお祝いします^^
話は、昨日の消防出初式に戻ります。
会場で配布された冊子に、戸田市の救急車出場のデータが記載されていたのですが、それを図のようにまとめてみました。
青色は、119番をかけるかどうかの判断に個人の裁量が少ないと思われるもの(交通事故や自然災害など)の件数、オレンジ色は個人の裁量が大きいと思われるもの(急病、一般負傷など)の件数です。
近年の救急出場件数の増加に伴い、救急車の適正利用が強く求められていますが、このグラフを見ればその実態が良くわかります。
戸田市消防は、救急車の「現場到着時間」と「医療機関収容時間」のいずれも、県内の消防機関のなかで1位という大変素晴らしい実績を持っています。
しかしグラフの通り、救急出場件数は、戸田市の人口よりも大きいスピードで増加しているため、現場到着時間や医療機関収容時間は年々少しずつ延伸しています。
戸田市の財政と同様、現状に甘んじず、将来を見据えた積極的な対応が必要と考えます。
【参考】
《一般質問》119番の必要性を自己判断できる「救急受診ガイド」(真木大輔公式ブログ)
元データは以下です。
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