防災行政無線とIoT

安全と防災]2016年7月20日(水)

戸田市の防災情報や行政情報、夕焼けチャイムなどを放送する「防災行政無線」は、現在市内の72か所に子局が設置されています(親局は市役所内)。

 

いまでも、「防災行政無線の放送内容が聞こえない」という市民からの声は多く、その対応として戸田市は、音達調査を実施して子局の移設やスピーカーの向きの調整を図るとともに、年に3局のペースで子局の増設(約1000万円)も行っています。

 

今年度に子局が増設される3か所は、「新田口公園(上戸田地区)」「根木橋公園(笹目地区)」「新田公園(美女木地区)」です。【画像参照】

 

なお戸田市は、複数の子局からの放送が重なって聞こえてしまわないように、子局を2グループに分けて時間差で放送するという工夫や、聞きもらした放送内容を確認できるよう、「テレホンサービス(無料)」や「tocoぷり」「twitter」などでの配信も行っています。【下記リンク参照】

 

防災行政無線の放送が市民のみなさんに届くよう、今後も戸田市には改善に努めていただきたいと考える一方で、「皆に大きな音で伝える」といういわば原始的な方法には限界や課題(音が迷惑etc.)があるとも考えています。
実はこれは、選挙期間中の選挙カーや演説に関する私の悩みとも共通します。

 

現代は「IoT(=Internet of Things、モノのインターネット)」の時代といわれますが、これらの問題を抜本的に解決する手段、すべての人に瞬時にかつ明確にメッセージが伝わるような手段は現れないものでしょうか。

 

防災行政無線(戸田市公式サイト)

 

 

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