「学習指導要領実施状況調査」の結果

教育]2015年2月12日(木)

本日、「学習指導要領実施状況調査」の結果が発表されました。
文科省が、次期の学習指導要領に活かすため、およそ10年おきに実施している調査です。

 

調査結果を見てみると、今回の“脱ゆとり”の学習指導要領について、「学力向上の目的に概ね適っているが、算数についてはやや詰め込み過ぎ。」ということが伺えるかと思います。
(学力が向上していること自体は、近年の国際学力調査や全国学力テストから既に明らかになっています。)

 

特徴的なものを画像に掲載しました。

 

《上の画像》
・前回調査(平成15年)と学習する学年が同じ項目においては、正答率が向上している。
・前回調査よりも学習する学年を前倒しした項目においては、算数の正答率が減少している。

 

《下の画像》

・「学習をすれば普段の生活などに役立つ」と考える児童が、全ての教科において増加している。

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《下の画像》

・算数に関してのみ、「その科目の学習が好きだ」と答える児童が減少している。

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次期の学習指導要領は、「主体的な学び」「知識の活用」によりシフトしていきます。調査に用いる問題自体も、それに合わせて変化させていく必要があります。

 

※国立教育政策研究所(報道発表):「小学校学習指導要領実施状況調査」について

 

 

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