スポーツ指導でのグッドコーチング ~市民生活常任委員会の予算審議から~

教育]2015年3月30日(月)

3月議会の市民生活常任委員会において、「戸田市スポーツ推進計画(案)」のパブリックコメント結果に関する報告がありました。


この計画の基本目標は、以下の6つです。

 

1.スポーツをする人たちを支援します
2.スポーツを支える人たちを育成していきます
3.スポーツをする場の充実を図ります
4.スポーツとかかわる機会を創出します
5.スポーツを身近に感じる環境を整えます
6.学校や地域で子どもたちにスポーツの素晴らしさを伝えます

 

私は、基本目標2の具体策に含まれていた「各競技団体等における指導者の育成支援 」に関し、委員会の中で、

 

「スポーツ指導者が、子供達の人格を否定するような指導を行ないようにすべき旨を、計画に盛り込んで欲しい。」

 

と要望しました。

 

これは、ちょうど委員会開催日の数日前に文科省から発表された「グッドコーチに向けた『7つの提言』」を念頭に置いての発言です。

 

スポーツ指導においてはいまだに、子供達を罵倒するなど、子供達の人格を置き去りにした指導がなされることが多いと思いますが、それは「子供達のスポーツ技術向上」という本来の目的を忘れた、単なる指導者の利己的な行為です。

 

子供達を不必要に傷付けることなく、スポーツを上達させ、そのスポーツを好きにしてあげられるような、プロ意識を持った指導者が増えてくれることを望んでいます。
そしてこれは、スポーツ指導に限った話ではありません。

 

 

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