埼玉新聞に大きく取り上げられた戸田市教育委員会定例会

教育, 行財政改革]2015年12月16日(水)

本日の埼玉新聞で、戸田市の教育委員会定例会が大きく取り上げられました。

 

記事には私のコメントも載せられておりますが、現在の教育委員会定例会は、“追認の場”ではなく“議論の場”として大いに機能しています。

 

戸ヶ崎教育長のコメント「委員は事務局の上司(中略)今までは委員を上司と思っていなかった。」の通り、事務局側の職員にとって、定例会が「どうせ議論もなく承認されて終わり」とはならないからこそ、良い緊張感が生まれ、それが引いては戸田市の教育の向上につながるのだと思います。

 

実は、私が委員として参加している「戸田市国民健康保険運営協議会」において、協議会の活性化に向けた意見を求められた際、戸田市教育委員会定例会を事例として挙げ、「委員から提案のあったテーマについて議論する時間を設けてはどうか。」と発言させていただきました。(事務局からは「是非検討したい。」との答弁がありました。)

 

形骸化してしまっている会議体は戸田市でも少なくないと思いますが、それは、委員や事務局のやる気が足りないのではなく、「議論しやすい雰囲気」がそこに無いのが原因ではないかと思います。
「テーマを設けて議論する」という関係性を普段から築いていくことが、その一つの解決策になり得るのではないかと思います。

 

なお、ちょうど明日に12月の教育委員会定例会が開かれます。
今回の定例会における「委員提案」のテーマ(予定)は、

 

●教員に求める資質と資質向上
●教員の多忙化の現状と対策
●学力向上に向けた教育委員会と各学校の取り組み
●「知のリソースの活用」の詳細

 

です。

 

 

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