戸田市の教育の新たな幕開け ~第1回 戸田市総合教育会議~

教育]2015年4月16日(木)

本日は、新教育長のもとで初めて開催された「教育委員会 定例会」と「第1回 戸田市総合教育会議」を傍聴し、戸田市の教育の新たな幕開けを感じられた素晴らしい日でした。

 

●「教育委員会 定例会」に関して、これまでは、どちらかというと追認の場となっていた印象があります。

 

しかし今回は、委員からの質問に対して担当課から論旨をずらした答弁が返された際、きちんと質問の内容に答えるよう教育長が指示を出し、また、提出された資料に対し委員から「この資料だけでは判断できない。次回からは改善して欲しい。」との意見が出るなど、今後の定例会での“議論の活性化”が期待できるものでした。

 

●「第1回 戸田市総合教育会議」は、過去の大津いじめ事件を発端とした国の教育委員会制度改革を受け、戸田市が全国に先駆けて開催したものです。
この会議では、これまで互いに独立した存在であった「市長」と「教育委員会」が一堂に会し、教育についての議論が交わされます。

 

今回は第一回目として、市長と教育長、4名の教育委員それぞれが、教育への思いや理念を述べられました。

 

かなり要約すると、市長は「まちづくりは人づくり、人づくりは教育」と、教育長は「現場を直視した攻めの教育改革」と、教育委員は「戸田市に合った地域ぐるみでの教育」との考えを示されましたが、いずれも、戸田市の教育を真剣に考えておられることが伝わるもので、正直、傍聴中に少し感動してしまいました。(※議事録は後日公開されます。)

 

会議終了後に、傍聴者(何年間も戸田市の教育委員会定例会を傍聴し続けてこられた元教師の方)が、「これまで、教育委員の教育に対する考えに触れる機会が無かった。今回の会議を傍聴できて本当に良かった。」と、私との立ち話の中でおっしゃっていたのも印象的でした。

 

 

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