9月議会の市民生活常任委員会の報告その④です。
昨年度決算の審査においては、例えば公共施設や各種講座
笹目コミュニティセンター[コンパル]の管理運営委託料
開催件数と参加人数が1年でほぼ倍増した理由について質
それは、
「参加申込人数3人以上で講座開催だったものを、参加人数低迷の改善策として、平成2
7年8月からは参加申込人数2人以上で講座開催に変更し た。」
というものです。
つまり、講座開催にあたっての最低申込人数のハードルを
それによって講座開催件数が伸びることは容易に想像でき
この効果を言い表す専門的な呼び方があるのか分かりませ
「入口のハードルを下げると、ハードルを下げたことによ
る負の効果(=講座当たり人数の減少)はなく、集客が上 がるという正の効果だけが表れる。」
ということです。
委員会では、コンパルのパソコン講座では少なくとも有効
なお、実は私は過去に同様の改善を行っております。
市民向けに消防が実施する「救命講習」に関し、それまで
私が研究者でしたら、ここで救命講習の開催件数と参加人数の推移のデータを入手し、「ハードル下げ効果」が普遍的なものかどうか、どのような条件で成り立つのか、などを調べてみたいところではあります。
◎「初心者向け救命講習」を受講しやすい制度に改善! 2014/9/25(真木大輔公式ブログ)