私が昨年3月議会の一般質問で提言した「生活道路への自転車ナビマーク設置」が、戸田公園駅東口前の道路(こどもの国の西門前の道路)で実現しました。
幹線道路への「自転車レーン」等の整備を着実に進めている戸田市ですが、実は、自転車とクルマとの事故は生活道路の交差点でも多く発生しています。
そこで、安い設置費用で高い安全効果が見込める「自転車ナビマーク」を、ぜひ市内の生活道路に設置すべきと提言しました。
トップ画像をご覧いただくとお分かりの通り、自転車ナビマークに誘導されて自転車が車道左側を走行することで、交差点におけるクルマとの距離が保たれ、「自転車とクルマとの出会い頭事故」の危険性は大きく低下します。
また、以下の写真のように、自転車が車道を走ることで歩行者が守られ、「歩行者と自転車との接触事故」も回避されます。
狭い道路での自転車の走るべき場所を示す、この自転車ナビマークは、近年、都内や先進自治体での設置が進んでいるものですが、私の知る限り埼玉県内の事例はありません。(もしご存知の方がいらしたら教えてください。)
今回はあくまで試験的設置ですが、その効果検証を経て、今後の設置拡大や、現状では幹線道路のみが対象となっている「戸田市歩行者自転車道路網整備計画」が見直されることを期待しています。