温かな空気で活発に話し合われたことが伝わる ~広場づくりワークショップ~

まちづくり]2016年11月29日(火)

本日の市民生活常任委員会では、来週に提出する「地域に親しまれる公園づくりに向けた提言書」についての最終協議を行いました。

 

三人(正確には六人)寄れば文殊の知恵と言いますか、やはりみんなで意見を出して話し合うことには意味があるということを強く感じました。
それはすなわち、私一人の考えだけでは不完全ということでもあります。

 

さて、こちらでたびたび進捗状況をお伝えしてきました、新曽の消防本部裏手にできる広場に関して、先月に全4回のワークショップが終了し、レイアウトの最終案と広場の名称案が決定したようで、

 

レイアウト案は「上掲画像」
広場の名称案は「新田ふれあい噴水公園」
整備は「来年度中」

とのことです。

 

以下の画像には、第4回目のワークショップのなかで出さ意見が掲載されていますので、そのいくつかを抜粋します。

 

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《公園サインと銘版に記入する言葉》
・ふれあいを広めよう
・おじいちゃんおばあちゃん一緒に遊ぼ
・この公園に幅広い世代が集まりますように

 

《公園利用者に対するマナー 》
・禁止ではなく 控えてねという表現で
・怪我には気をつけて
・夜はお静かに
・綺麗に使ってね
・皆の公園なので皆で綺麗に使いましょう
・いけませんではなくお願い

ワークショップには、旧住民の方から新住民の方まで、また、高齢者の方から小学生の子まで、地域の幅広い層の方々が参加してくださったのですが、広場のレイアウトや上記のご意見を見るだけでも、このワークショップの温かな空気感や、そのなかで活発な話し合いが行われたことが伝わってきます。

 

現在私たちが作成している「地域に親しまれる公園づくりに向けた提言書」からはここまでの温かさは滲み出ないと思いますが(笑)、提言書のなかで掲げる理念の一つは「多くの世代が集いやすい公園」であり、地域のみなさんで決められたこの広場のテーマと同じであることは、偶然だとしてもとても嬉しいです。

 

この広場で行われたような公園づくりが、今後、公園新設においても公園リニューアルにおいても、大型遊具交換においても、市内のいたるところで進められていくよう、私たち委員会がしっかり提言したいと思います。

 

明日の本会議では、「彩湖・道満グリーンパークの活性化」「生活保護の多額の補正予算」に関する質疑を行います。

 

広場づくりのワークショップについて(戸田市公式サイト)

 

新曽地区の住民としては夢のよう ~広場づくりのワークショップ~ 2016/8/19(真木大輔公式ブログ)

 

 

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もっと多くの野菜とカッパさん ~「戸田収穫祭」~

まちづくり]2016年11月26日(土)

本日は、市役所駐車場にて開催された「戸田収穫祭」に家族で参加しました。

 

戸田市内や姉妹都市などで採れた新鮮な野菜等の農産物販売が行われ、それを求める大勢の方々で賑わっていました

 

戸田収穫祭に関しては、昨年、私の所属する市民生活常任委員会において、

 

「毎年、野菜がすぐに売り切れてしまうので、もっと多くの野菜を用意していただけるよう出店者にお願いしては」

 

と提案し、その後、市の担当課が出店者に働きかけてくださったことを確認しています。

 

とはいえ、この日を狙っておそらく近隣市からもお客さんの集まるイベントですので、私が会場に訪れた開始40分後には、ほとんどの販売テントがガランとしていました。
そんななかで、戸田市の姉妹都市である埼玉県美里町さんは、泥付きの大きいネギ(3本で150円)を相当大量に用意してくださったようで、私が到着した後も、唯一行列が続いていました。
実際に、収穫祭に参加されていた方の買い物袋からは、必ずと言って良いほどネギが顔を出していました。
美里町さんのおかげで、収穫祭に参加された方の満足度が広く向上したと思います。

 

メインステージでは「げんちゃんショー」が行われました
私の目当てであったカッパさんがステージに颯爽と登場し、風邪の妖怪と対決してやられそうになったものの、新鮮なお野菜を食べて体力を回復させ、最後は風邪の妖怪を打ち負かしてくださいました。
観ていた子供たちも大盛り上がりでした。

 

その後のカッパさんとの撮影会に私も並び、カッパさんの住む荒川土手周辺の環境改善に関して、私と包括連携協定を結ぶことで交渉が成立しましたので、最後は、政治家らしく握手をして記念撮影しました。(嘘です)

 

 

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真摯にご意見に向き合う「あいパル 利用者の声」

まちづくり]2016年11月24日(木)

私は、スーパーや大学の生協などにある「ご意見掲示板」を眺めるのが昔から好きです。(ちなみに、意見を投稿した経験はありません)

 

議員という職に就いてからは、眺める対象が「市長への手紙」や「館長への手紙」へと広がっていますが、特に楽しいのは「あいパル 利用者の声」です。

 

なぜ楽しいかと言うと、あいパルの回答には、利用者からのご意見を取り入れようとする柔軟な態度と、取り入れられないご意見に対する毅然とした態度の双方が見られるからです。
(裏を返せば、眺めていて面白くないのは、双方がその逆である回答です。)

 

実は以前にも、「あいパル 利用者の声」のなかから、「子供の声がうるさい場合でも、スタッフが注意すれば良しとは考えない」という、あいパルの多世代交流の理念を伝える回答を紹介しました。

 

今回は、最新の「あいパル 利用者の声」のなかから、私が面白いと感じた5件のご意見とそれに対する回答(の要旨)を紹介します。

 

【意見①】会社帰りにヨガがしたい。夜8時からの講座を作ってほしい。
【回答①】秋から、夜の講座を多数開催する。

 

【意見②】水飲みカップを常備してほしい。
【回答②】当初は常備したがゴミが多く出た。カップ1個には「税込3.5円+ゴミ回収費用」が掛かり、それも税金。常備はしないが、スタッフに声かけいただければお渡しする。

 

【意見③】トイレにエアータオルを設置してほしい。
【回答③】エアータオルは実は不衛生。ご自身のハンカチの方が衛生的で、ペーパータオルよりもエコ。

 

【意見④】図書館分館でのおしゃべりがうるさい。スタッフは注意をすべき。
【回答④】マナー啓発に取り組んではいるが、日常会話まで禁じようとは考えない。目指す図書館像は「地域の人びとの交流の場」。

 

【意見⑤】絵本やおもちゃを寄贈したい。
【回答⑤】キッズスペースで使わせていただく。

詳しくは、掲載した写真をご覧いただきたいのですが、私のお気に入りは、コスト計算がやけに詳しい(笑)回答②と、図書館の理念を伝える姿勢が素晴らしい回答④、それと回答⑤です。

 

回答④については、図書館本館にも期待したい姿勢です。

 

また、回答⑤に関しては、一見ごく自然な対応のようですが、実は、このような柔軟な対応は市直営の公共施設ではなかなか見られません。
以前に、市直営のある公共施設において、地域のお母さんから「不要になった絵本やおもちゃを置いてあげたい」という、今回とまったく同じご意見があったのですが、それに対する回答は、「管理責任や廃棄の際の手続きが必要となるため難しい」という、ホントかどうかすら怪しい後ろ向きなものでした。(なお、指定管理者による運営であるさくらパルの2階ロビーでも、不要となった本の受け入れが行われています)

 

このように、ご意見に対して真摯に向き合っているからこそ、利用者からまた多くのご意見が寄せられる、という好循環が生まれているように思います。
みなさんも、あいパルを利用した際には、1階ラウンジに掲示されている「あいパル 利用者の声」を是非ご覧になってみてください(^^)

 

あいパルが伝える「施設の理念」 2015/10/23(真木大輔公式ブログ)

 

 

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「戸田市図書館ビジョン ~戸田市立図書館の目指す姿~」が策定されました

まちづくり]2016年11月23日(水)

本年3月に、「戸田市図書館ビジョン ~戸田市立図書館の目指す姿~」が策定されました。

 

どのような公共施設であっても、またどのような事業や施策であっても、「何を大切に運営していくか」というビジョンを掲げることは、とても大事なことです。

 

これまでの戸田市立図書館にはそのようなビジョンが存在していなかったため、私がかつて所属した文教建設常任委員会では、『また来たいと思わせる図書館に向けての提言書』のなかで、図書館ビジョン計画の策定を提案していました。

 

今回初めて策定された「戸田市図書館ビジョン」のなかでは、私たち委員会と図書館との取り組みのなかで集められた利用者からのご意見・ご要望がきちんと取り上げられており、また、私たち委員会による提案も、そのほとんどが取り入れられています。

 

以下は、ビジョンの「6.目指す姿を実現するための施策」から抜粋したものです。

 

■レファレンス・サービスの充実
■アウトリーチによる図書館サービスの充実
■館内ディスプレイの改善
■ホームページの充実
■小中学校との連携による児童、生徒への直接的サービスの実施
■専門的職員の配置、育成のための職員研修の充実
■資料収集、保存態勢を含め総合的、長期的な収集計画の策定
■ブックスタート事業の充実
■ボランティア等の市民参画による行事運営の推進
■施設及び設備の改修並びに敷地内の改善
■敷地内での増築又は1階部分改築による飲食コーナー(カフェ)開設の検討
■静かな空間の確保と話のできる場所の分離
■軽音楽などマスキング効果のある音声を館内に流す。館内放送は、最小限にする。


そして何よりも、「5.図書館の目指す姿」として、

 

「使いやすく、文化的で先進性を備え、市民が『また利用したい』と思える図書館 」


と掲げられたことは、提言書を作成した一人としてとても感慨深いです。
(ただし、私たち委員会が視察した図書館のビジョンの多くに掲げられていた「人とのつながり」「市民とともに育つ」などの「人」という視点が、目指す姿のなかで抜けているのは、残念に思います。)

 

なお現在、戸田市立図書館の運営形態については、現在の行政による「直営」から民間による「指定管理」に移行するかどうかが検討されています。

 

私たち当時の委員会では「直営」の維持を提案していたのですが、その後、「指定管理」による運営が行われている「あいパル」の成功があり、私の考えは揺らぎつつあるのが正直なところです。
いずれにしても、「指定管理」によって魅力ある図書館の運営を行えている自治体があるのであれば、(できれば当時の委員会メンバーで集まって)そちらも視察したいと考えています。

 

今回このようなビジョンが策定されたこと自体、私たち委員会の大きな成果ではありますが、もちろんこれからも、責任を持って「また利用したいと思える図書館」の実現に取り組んでいきたいと思います。

 

※本年3月に策定された「戸田市図書館ビジョン」のご報告が、半年以上遅れてしまいました。ビジョン案については本年2月の教育委員会定例会において報告があり、それ以降、「正式に策定されたらみなさんに報告しよう」とずっと気に掛けていたのですが、正式な策定については図書館HPのみでの周知であったため、いまのいままで見落としてしまいました。言い訳は以上です。申し訳ございませんでした。

 

戸田市図書館ビジョン(戸田市立図書館公式サイト)

 

また来たいと思わせる図書館に向けての提言書(真木大輔公式サイト)

 

 

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議員にとって任期最後となる12月議会

まちづくり, 生活と環境, 行財政改革]2016年11月22日(火)

本日、議員にとっては任期4年間のなかの最後の議会となる12月議会が開会しました。

 

12月議会で行う一般質問(=自由なテーマでの質問)と質疑(=議案に対する公開質問)の通告書を提出しましたので、以下に記します。

 

一般質問

(登壇予定日時:12月6日(火)午後1時~)

 

件名1.除草ヤギの活用について
(1)市全体における、芝刈りを除いた除草業務の委託料は年間でいかほどか。
(2)主に環境負荷軽減や環境教育、市民への癒やし提供のために、除草業務にヤギを活用してはどうか。

 

件名2.市内在住外国人に対する相談体制の充実について
(1)市役所や学校現場における外国人対応の現状について。
(2)戸田市国際交流協会が実施する「外国人困りごと・生活相談窓口」及び「通訳・翻訳ボランティア」の年間実績について。

 

質疑

(登壇予定日時:11月30日(水)午前10時~)

 

◇議案第115号 指定管理者の指定について
(1)指定管理者の選定に当たり、従前の指定管理期間には行われなかったような、彩湖・道満グリーンパークの活性化に向けた新たな事業の提案はなされたか。

 

◇議案第116号 平成28年度戸田市一般会計補正予算(第6号)
款3民生費、項3生活保護費、目2扶助費、事業1生活保護扶助費、節20扶助費
(1)生活保護扶助費の補正額が約5億9,000万円と多額になった理由は。

 

先議案件に対する質疑

(登壇日時:本日)

 

12月議会に上程された議案のうち、人事院勧告に伴い市長・副市長・教育長・議員の期末手当、および市職員の給与を改定する条例案等については、先議案件であったため、本日の本会議において、通告なしでの質疑を行いました

 

Q. 人件費の年間予算額は、ここ数年、71億円~73億円の間で推移しているが、今回の改定により、人件費は年間でどの程度増加することが見込まれるのか?

 

A. 来年度予算において、現時点での概算では5300万円程度増加することが見込まれる。

 

その他の議員の通告内容については、こちらをご覧ください

 

 

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