「真木レポート第14号(これからの政策)」を発行しました

選挙, 教育, 子育て, 交通と自転車, まちづくり, 行財政改革, 議会と選挙]2017年1月10日(火)

任期中最後のレポートとなる「真木レポート第14号(これからの政策)」を発行しました。

 

私が戸田市において今後進めていきたい政策を、コンパクトにまとめています。

 

4年前に「教育」「子育て」「行財政」「安全・安心」の政策を掲げ、当選後はそれらの政策を中心とした提言を行い、多くの実績を残すことができました。(※真木レポート第13号参照

 

今回は、これまでの活動のなかで見えた戸田市の課題を解決することを目指し、「こども」「子育て」「行財政」「交通まちづくり」の4つの政策を掲げています。

 

 

高齢者福祉などの政策ももちろん重要ではありますが、26名いる市議会議員のうち子育て世代の議員として力を注ぐべきもの、少子高齢化の時代にあって戸田市を持続可能なまちにしていくために必要なものは、これら“未来に向けた”政策だと考えます。

 

万人に支持される政策でないことは重々承知しており、ある種の“賭け”でもありますが、私にとっての最優先は、議員を続けることではなく戸田のためであることです。
市民のみなさんのご理解が頂けることを願っています。

 

 

真木レポート第14号 ~これからの政策~(真木大輔公式サイト)

 

真木レポート第13号 ~1年間の政策提言と実績のまとめ~(真木大輔公式サイト)

 

 

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自律型ロボットで競う「ロボカップジュニア2017南埼玉ノード大会」

教育]2016年11月21日(月)

昨日は、戸田マラソンin彩湖2016の開会式に参加した後、新曽南のさくらパルで開催された「ロボカップジュニア2017南埼玉ノード大会」を見学しました。

 

ロボカップ(RoboCup)とは、「2050年までに、人間のサッカー世界チャンピオンチームに勝てるロボットチームを作る!」という目標を掲げ、真に人間社会に役立つロボット技術を育成することを目的とした国際プロジェクトで、世界大会には世界35カ国から競技者が集います。

 

その南埼玉予選大会が毎年戸田市で開催されており、私の見学は今年で3度目です。

 

TVで放映される「ロボコン」では自作したロボットを人間が操作しますが、「ロボカップ」は自作したロボットを事前に組んだプログラムによって操作する“自律型ロボット”で競う大会です。

 

今回も小学生から大学1年生までの子供たちが集まり、「サッカー」と「レスキュー」(年齢区分なし!)の競技が行われました。
ロボカップへの参加者は年々増加しているとのことで、この南埼玉予選大会からは世界大会の出場者も生まれているとのことです。

 

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このところ、子供向けのプログラミング教材は数多く開発されていますが、PC内で入力と出力が完結するプログラミング教材とは違い、ロボカップでは、PCで入力したプログラムがロボットで出力されることから、「プログラム」だけでなく「ロボットの構造や配線」にも創造性が発揮されることになります。

 

先日の9月議会において、私は「プログラミング教育の小中一貫カリキュラム作成」を提案させいただきましたが、このようなロボットを使ったプログラミング教材を発展的学習に組み込めば、戸田市の教育はさらに面白くなっていくと思います。

 

明日は、12月議会の開会日です。

 

ロボカップジュニアジャパン公式サイト

 

 

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モジュール授業で”Let`s enjoy Communication!”

教育]2016年11月11日(金)

本日は、戸田第二小学校で開催された英語教育の研究発表会に参加しました。

 

戸田第二小学校は、昨年度と本年度に、文部科学省と埼玉県教育委員会から英語指導力向上事業の委託を受けており、本日、公開授業と研究協議会が行われました。

 

戸田市が目指している英語教育は、”Let`s study English!”ではなく”Let`s enjoy Communication!”です。
つまり、英語という言語を学ぶのではなく、英語をツールとして「コミュニケーション力」を身に付けることを目標としています。
国際社会で求められる「相手を尊重し、自分の考えを論理的に伝え、相手と分かち合う力」で、それは英語を正確に使える力よりも遥かに大事です。

 

今回の公開授業では、英語の「モジュール授業」が行われました。
モジュール授業とは、通常の45分授業を15分授業などの小間切れにしたものです。
次期学習指導要領において、小学校の英語授業時間数が大幅に増加することを見越し、戸田市では本年度の後期から、小学校全校において、試験的にこのモジュール授業を朝の時間に組み込んでいます。

 

これまでの小学校の英語の授業は、担任の先生(←ほとんどが英語を専門としていない)とALTがペアで行っていましたが、モジュール授業は全クラスにおいて朝に同時に行われているので、担任の先生が一人でこなすしかありません。

 

私が公開授業を見学して驚いたのは、いずれのクラスでも、担任の先生一人だけで教室を「英語の空間」にできていたことです。
先生と子供たちに恥ずかしがる様子はなく、楽しく元気にコミュニケーションでぶつかり合っていました。

 

通常のALTとのペアによる45分授業も見学しましたが、そこでも、子供たちがクラスメイトと積極的に英語でコミュニケーションをとろうとする光景があふれていました

 

公開授業の後は、平成21年度から戸田市の英語教育をご指導くださっている渡邉寛治先生による講評・講義が行われました。(私が昨年の研究発表会に参加したことを覚えてくださっていて嬉しかったです^^)

 

戸田市の英語教育が、「コミュニケーション力を身に付けさせる」という目標を見失わずに、検証と改善を重ねてここまで発展してこれたのは、渡邉寛治先生のご指導のもと、戸田市の教育委員会や英語教育に関する委員会、また各先生方が努力されてきたからこそだということが分かりました。

 

機会があれば、今度は中学校の英語授業を見学したいと思います。
3年前に見学させていただいたときからどのように変わっているか?
確認するのが楽しみです。

 

英語というツールを通してコミュニケーションを学ぶ 2015/10/20(真木大輔公式ブログ)

 

 

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(おそらく全国初)市長と教育委員会と議会による「拡大総合教育会議」

教育]2016年11月5日(土)

ご報告が遅くなりましたが、10月25日(火)に「拡大総合教育会議」が開催され、私は傍聴人として参加しました。

 

こちらでも以前にお伝えした通り、法律が改正されて教育委員会制度が新しくなったことで、「総合教育会議」という、これまで互いに独立していた市長と教育委員会とが一同に会して教育についての意見を交わす場が、新たに設置されることになりました。
戸田市は、その「総合教育会議」を昨年4月に全国に先駆けて開催していますが、通算3回目となる今回は、なんとそこに議会(文教建設常任委員会)も加わっての「拡大総合教育会議」が開催されました。
おそらく全国で初めての試みで、文科省の方も視察のために会議に出席されていました。

 

会議の進行は神保市長が務められ、はじめに戸ヶ崎教育長がプレゼンをされた後に、市長と教育委員会と議員による活発な意見交換がなされました。

 

議員からは様々な意見が出され、「教育行政について議会がいま何を課題と捉えているか」の全体像がわかるものとなりました。

 

一方で、教育委員の意見からは、「戸田市の教育向上のために教育委員会が一丸となっている」ことが伝わりました

 

教育委員の方全員が、「戸ヶ崎教育長の新体制となって、教育委員会定例会が大きく変わり、委員の心構えが受動から能動になった」と述べられたほか、印象的だったのは、「学校訪問が気軽にできるようになった」という意見でした。

 

学校訪問を頻繁に行うことにより、戸田市の教育施策が現場でのどのように動いているかを把握できているとのことで、「子供たちのこうべが下を向かなくなった」「タブレットを扱う子供たちの目がイキキするようになった」「教員に対してアクティブラーニングの意識付けができている」などの、現場を見ているからこその意見が多く、また、議員に対しては、「ぜひ学校訪問をして現場を見ていただけるようお願いしたい」との意見まで出されました。

 

教育委員のみなさんが戸田市の教育を真剣に考えてくださっていることに感銘を受けるとともに、(私を含め)議員ももっと頑張らなければいけないと思いました。

 

毎月1回開催されている「教育委員会定例会で」は、戸ヶ崎教育長と教育委員、担当課職員による活発な議論が繰り広げられています。
次回の開催は、11月17日(木)午前9時30分~11時前後、場所は戸田市役所3階教育委員室です。私は公務により傍聴できませんが、戸田市の教育に関心をお持ちの方は、ぜひ足を運んでみてください。(最近、傍聴される方が増えてきています)

 

明日は、上戸田あいパルの3階研修室において、午後2時から午後3時30分まで「戸田の会 第3回市政報告会」を開催します。
会派の4年間の活動を簡単に報告した後、参加者を交えて「求める議員活動と議員報酬について」というテーマでディスカッションを行います。
飛び入りでの参加も歓迎ですので、ご都合のよろしい方はぜひご参加ください。

 

戸田市の教育の新たな幕開け ~第1回 戸田市総合教育会議~ 2015/4/16(真木大輔公式ブログ)

 

※掲載画像:埼玉新聞(2016年10月26日発行)

 

 

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戸田市役所広場にある「被爆アオギリ二世」と「平和像」

教育, まちづくり]2016年11月4日(金)

昨日は、戸田市文化会館で開催された戸田市平和都市宣言30周年記念「戦争を語りつぐ平和の集い」に参加しました。

 

第一部では戸田市戦没者追悼式が執り行われ、第二部では「アオギリにたくして」という2013年に制作された映画の上映会が行われました。

 

映画は、原爆や戦争の悲惨さを伝えるものでした。
投下から4か月で約14万人が亡くなられたといわれる広島原爆ですが、生き延びられた方ひとりひとりにも大きな苦しみを残しており、このような惨状が現在も世界各地で起こっていることを思うと、いかに戦争が人間による身勝手なものかを理解させられます。

 

映画のストーリーは、広島に投下された原爆の爆心地から1.3kmという至近距離で被爆し片足を失った女性が、同じ広島で被爆者差別を受けて生き抜くなかで、女性と同じ場所で被爆し片側が焼きただれながらも生き延びた「被爆アオギリ」に自らを投影し、同時に平和への想いを託し、その後、被爆アオギリの木の元で平和の語り部として活動をされた、という実話に基づいたものです。

 

被爆アオギリから取れる種やそこから育てられた苗木は、日本国内だけでなく世界各国に配布されており、その「被爆アオギリ二世」は、戸田市役所の広場にも10年前に植樹され、いまでは立派な樹に育っています。

 

映画上映会の後は、同じ戸田市分会会館で開催されている、戸田市市制施行50周年記念「岸澤武雄展 ~金属を寿ぐ~」を鑑賞しました。

 

過去にこちらでもご報告していますが、岸澤武雄氏は戸田市役所の広場にある平和像の作者で、ご子息は現在も戸田市に住まわれています。

 

先日の山田一彦・前戸田市副市長のご講演でも触れられていたのですが、この平和像は、現在の戸田市庁舎が完成した昭和45年(1970年)に同時に建立されたもので、その台座には戸田市の戦没者名簿が納められているそうです。

 

山田前副市長いわく、平和像に戦没者名簿が埋め込まれていることは、担当課のなかできちんと引き継がれてこなかったため、その事実を知る市職員がほとんどいなくなっていたとのことで、今回、50周年展覧会の開催にあたって、それらの経緯が(現在は退職されている当時の担当課長に聞き取りを行って)記念冊子にまとめられたことは、戸田市にとっても平和事業にとっても意義のあるものだと思います。

 

なお、「岸澤武雄展」は、11月8日(火)午後3時まで戸田市文化会館2階で開催されています。
岸澤武雄氏の御長女様(とても気さくな方です^^)がご案内をされており、いろいろとお話を伺うことができますし、記念冊子を貰うこともできますので、ご都合の合う方はぜひご鑑賞ください。

 

掲載した写真は、戸田市役所広場にある「被爆アオギリ二世」と「平和像」を一枚に収めたものです。
この広場と展覧会を回れば、平和を学ぶための社会科見学として十分価値があると思います。いまから間に合うかは分かりませんが、小学校の担任の先生はご検討ください。

 

なお、報告となり恐縮ですが、本年3月の委員会予算審査における、「戸田市の子供たちに岸澤武雄氏について教えてはどうか?」との私の提案は、全児童・生徒に配布される『教育広報 とだ』への掲載という形で反映されています。

 

戸田市役所にある「平和像」の作者 岸澤武雄氏 2016/4/14(真木大輔公式ブログ)

 

『教育広報 とだ 平成28年7月号』(戸田市教育委員会公式サイト)

 

 

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