(おそらく全国初)市長と教育委員会と議会による「拡大総合教育会議」

教育]2016年11月5日(土)

ご報告が遅くなりましたが、10月25日(火)に「拡大総合教育会議」が開催され、私は傍聴人として参加しました。

 

こちらでも以前にお伝えした通り、法律が改正されて教育委員会制度が新しくなったことで、「総合教育会議」という、これまで互いに独立していた市長と教育委員会とが一同に会して教育についての意見を交わす場が、新たに設置されることになりました。
戸田市は、その「総合教育会議」を昨年4月に全国に先駆けて開催していますが、通算3回目となる今回は、なんとそこに議会(文教建設常任委員会)も加わっての「拡大総合教育会議」が開催されました。
おそらく全国で初めての試みで、文科省の方も視察のために会議に出席されていました。

 

会議の進行は神保市長が務められ、はじめに戸ヶ崎教育長がプレゼンをされた後に、市長と教育委員会と議員による活発な意見交換がなされました。

 

議員からは様々な意見が出され、「教育行政について議会がいま何を課題と捉えているか」の全体像がわかるものとなりました。

 

一方で、教育委員の意見からは、「戸田市の教育向上のために教育委員会が一丸となっている」ことが伝わりました

 

教育委員の方全員が、「戸ヶ崎教育長の新体制となって、教育委員会定例会が大きく変わり、委員の心構えが受動から能動になった」と述べられたほか、印象的だったのは、「学校訪問が気軽にできるようになった」という意見でした。

 

学校訪問を頻繁に行うことにより、戸田市の教育施策が現場でのどのように動いているかを把握できているとのことで、「子供たちのこうべが下を向かなくなった」「タブレットを扱う子供たちの目がイキキするようになった」「教員に対してアクティブラーニングの意識付けができている」などの、現場を見ているからこその意見が多く、また、議員に対しては、「ぜひ学校訪問をして現場を見ていただけるようお願いしたい」との意見まで出されました。

 

教育委員のみなさんが戸田市の教育を真剣に考えてくださっていることに感銘を受けるとともに、(私を含め)議員ももっと頑張らなければいけないと思いました。

 

毎月1回開催されている「教育委員会定例会で」は、戸ヶ崎教育長と教育委員、担当課職員による活発な議論が繰り広げられています。
次回の開催は、11月17日(木)午前9時30分~11時前後、場所は戸田市役所3階教育委員室です。私は公務により傍聴できませんが、戸田市の教育に関心をお持ちの方は、ぜひ足を運んでみてください。(最近、傍聴される方が増えてきています)

 

明日は、上戸田あいパルの3階研修室において、午後2時から午後3時30分まで「戸田の会 第3回市政報告会」を開催します。
会派の4年間の活動を簡単に報告した後、参加者を交えて「求める議員活動と議員報酬について」というテーマでディスカッションを行います。
飛び入りでの参加も歓迎ですので、ご都合のよろしい方はぜひご参加ください。

 

戸田市の教育の新たな幕開け ~第1回 戸田市総合教育会議~ 2015/4/16(真木大輔公式ブログ)

 

※掲載画像:埼玉新聞(2016年10月26日発行)

 

 

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