[教育, 交通と自転車]2014年12月17日(水)
▲新曽地区に先日設置された路面標示
先週火曜日に開かれた文教建設常任委員会の議題のうち、主な2件についてご報告します。
(※少人数学級の請願については後日投稿します。)
《ゾーン30》
・委員会として改善要望を出していた「分かりやすい路面標示」については、県から「県の基準から逸脱したデザインは不可」との回答。県の基準では「緑色背景&白色四角囲み&白文字縦書きゾーン30」が限界。市としては、せめて分かりやすいフォントになるよう業者に要請するとのこと。
・先日、東京都の警視庁が導入した「分かりやすいシンボル看板」については、県から「市で独自に設置することは可能」との回答。しかし現時点で、市として設置する意向はないとのこと。
▲写真は府中市の事例
《海外留学奨学基金》
・市内の篤志家による1億円の寄付金の運用益のみで賄ってきたが、利率が下がり、元金に手を出さなくては立ち行かなくなる。今後、奨学金給付額を抑えるほか、審査を厳しくする、とのこと。
・そこで、私からは、国が今年度から開始した官民連携事業「トビタテ!留学JAPAN」を申請者や市民に周知することで補完するよう求めました。
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[行財政改革]2014年12月16日(火)
本日、12月議会の最終日に、議員となり初めて「討論」に登壇しました。敬老祝い金改正条例案に対する賛成討論です。
これまで、(自分の中での)ここぞというとき以外に討論はしない心構えでいましたが、今回がそのときだと考えました。
討論の壇上での発言は一言一句が重いので、原稿作成には時間をかけました。
会派からのご意見や、担当課から頂いた過去の資料等のおかげもあり、言いたいことをなんとかまとめることができました。
以下に、賛成討論の原稿を転載します。
※録画映像はこちらです(約4分間)
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戸田の会を代表して、議案第106号「戸田市敬老祝金贈呈条例の一部を改正する条例」について、賛成の立場から討論いたします。
本市で敬老祝金贈呈条例が施行されたのは、いまから56年前の昭和33年のことです。それ以降、日本人の平均寿命はおよそ15歳伸びました。また、本市の高齢化率は、データの残っている昭和50年時点で3.5%、40年近く経った現在では15%を超えるまでに至っています。
そのなかで、本市の敬老祝金贈呈条例は、平成11年度と平成20年度に二度の改正が行われ、そしてこのたび平成27年度の施行に向けた改正条例案が提出されました。
改正の目的は、執行部のご説明によれば「高齢者福祉事業を安定的に継続することができるように」とのことですが、確かに、敬老祝金事業に掛かる経費だけを見ても、平成20年度決算額では約5600万円だったものが、平成26年度予算額では約8300万円と、急速な伸びを示しております。
その他に、例えば、国の介護保険制度における毎年の戸田市負担分は4年後に約2億円増加し、後期高齢者医療制度においては約3億円増加すると推計されております。
また、高齢者の生活保護受給率はその他の年齢階層の受給率に比べて高いことなどを合わせて考えれば、今後高齢化が急速に進む本市において、高齢者の方々への医療や福祉を維持するために祝金事業の見直しを行うことは、事業の目的を鑑みて、致し方ないのではないかと考えます。
過去の2度の改正に比べて、今回は「贈呈する年齢区分」を大幅に整理するものであり、当事者であられる高齢者のみなさんにご納得を頂くことは難しいとも思います。
しかし、近隣市区と比べて突出していたと言える本市の敬老祝金事業をこれまで継続してきたこと、また今回の改正によっても、本事業は、近隣を合わせた10市区の中で上位3番目の手厚さであり、本市が独自に行っている70歳以上の方への2000円商品券贈呈事業の経費「約2600万円」を合わせれば依然上位2番目の手厚さであることには、ご理解の余地があるのではないかと考えます。
当然のことですが財源は有限であり、さらに今後、歳入に比して歳出の一層の増加が見込まれるなか、高齢者福祉事業に限らず、本市の事業全体を見直していくことが必要となります。
高齢者の方々への敬いの気持ちを忘れてはおりませんが、一方で、すべての世代がこの厳しい世の中でなんとか生活しているのが現状です。
願わくは、今回の改正を契機に、本市に本当に必要な事業とは何かについて、若い世代、現役世代、高齢者世代を含むすべての世代が真剣に考えていく、それぞれが、いまの利益だけを考えるのではなく、戸田市の未来を想っていく、そんな市民によってつくられるまちになることを期待しています。それが、本来のあるべきまちの形であり、戸田市はそのようなまちになる資質を備えていると考えます。
以上、戸田の会の賛成討論といたします。
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[議会と選挙]2014年12月15日(月)
衆院選の投票率は、全国平均が「52.66%」、戸田市が「48.20%」でした。今回も、全国平均より5%程度低い数字となっています。
上のグラフは、政党別得票率です。
戸田市が属する北関東ブロックとの比較を行いました。
また、昨夜は、戸田市役所で行われた開票作業を参観しました。
9月議会の一般質問で提言したもののうち、「記録用カメラ」は導入されておりませんでしたが、「開票所の説明図」は作成・貼付していただけました。
それぞれの場所でどのような作業が行われているのかが分かり、これにより、選挙管理委員(今回は2名)による監視機能に加えて、参観者による監視機能も生まれるのではないかと思います。
明日は、12月議会の最終日です。
私は、敬老祝い金改正条例について「賛成討論」を行います。
登壇時間は、おそらく10時30分頃と思います。
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※録画映像はこちら(当日中にアップ)
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[議会と選挙]2014年12月14日(日)
「投票に行くこと」と「家庭ゴミを分別すること」を対応させて考えてみました。
もちろん理想は、政治に関心を持って投票に行くこと、環境に関心を持って家庭ゴミを分別することです。
投票に行かない人や家庭ごみを分別しない人の中には、政治や環境にそもそも関心が無いために行動を起こさない人もいれば、多少の関心はあっても、自分の行動が大勢に及ぼす影響は(その手間に比べて)小さいという(自分の中ではある意味合理的な)判断を行っている人もいると思います。
そもそも、投票に行かなくても家庭ゴミを分別しなくても罰せられません。
さて、前者に対しては、政治や環境に関心を持ってもらえるように「教育」を行うしかありません。
後者に対しては、どうすれば良いのでしょうか?
自分の行動が世の中のためになると考える個々人の行動の集積が世の中のためになっているわけです。
綺麗ごと抜きに投票に行ってもらい、屁理屈抜きに家庭ゴミを分別してもらうしかありません。それはもう、教育というよりは「しつけ」の部類なのではないかと思います。
しかし、行動をしているうちに関心が芽生えてくることは大いにあり得ます。
というわけで、今日は選挙の日なので、ウチでは夕方頃に投票行って外食します^^
その後は家で選挙特番を見たいところですが、9月議会で行った一般質問の関係で開票参観に行ってきます^^;
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[安全と防災]2014年12月13日(土)
戸田市が4月に県内で初めて設置した「土のうステーション」(※回収ボックスまで設置したのはおそらく全国初)ですが、今月には和光市が追随しました。大変喜ばしいことです。
和光市の議員さんによる今年9月の一般質問がきっかけとなったようですが、その質問内容が、私の昨年12月議会の一般質問の発言にそっくり!
私の性格は意外と細かいので、対応表を作ってしまいました(笑)
▽私の議事録
▽和光市議さんの活動報告
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