子供の不用品リサイクル「とりかえっこ in こどもの国」が開催されます

子育て]2016年10月24日(月)

●市内のお母さんから頂いた「こどもの国に、子供の不用品をリサイクルするスペースを作って欲しい」とのご意見を反映していただきました。

 

こどもの国で11月26日(土)10時~14時に「とりかえっこ in こどもの国」が開催されます。

 

子供が使わなくなった衣類やおもちゃを1家族5品まで出品し、出品した分だけ他の出品物と取り換えられるイベントです。

 

笹目の児童センタープリムローズの「プリムの不用品交換」は、常設スペースを用意して行われている人気事業ですので、今回のこどもの国でのスポット開催が活況となれば、今後の常設化も期待できるのではないかと思います。

 

「ものを大事にする」のは良いことで、私も知人友人のおかげで、3月に娘が産まれてからほとんど子供用品を買わずに済んでいます。
ただ、いただいた子供服はさすがに小さくなってきたので、時間が合えば「とりかえっこ in こどもの国」に参加して、1歳児サイズの子供服をゲットできればと思います^^

 

●なお、こどもの国では明日、「ちびっこぼうけんひろば」が開催されます。
普段は彩湖・道満グリーンパークで開催されているプレーパーク(冒険遊び場)の初めてのこどもの国での開催です
今年度は計3回開催されるとのことです。

 

以下に、詳細を転載します。
私は仕事で参加できませんが、ご都合が合う方はぜひ!

 

10月25日(火)10:00~12:00 ※予備日27日(木)
場所:こどもの国 遊具ゾーン
対象:未就園児 先着親子40組(出入り自由です)
持ち物:飲み物・着がえ
※荒天順延。順延の場合はこどもの国Facebookでお知らせします。

 

とりかえっこ in こどもの国(こどもの国公式Facebook)

 

「プリムの不用品交換」をこどもの国でも! 2016/4/19(真木大輔公式ブログ)

 

 

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JR南流山駅の案内表示は「顧客ファースト」のシンボル

交通と自転車]2016年10月23日(日)

本日は、所用で茨城県つくば市に訪れました。

 

クルマを持っていないので、もちろん電車で向かったわけですが、帰りの乗り換えで利用した「JR武蔵野線 南流山駅」にある案内表示が秀逸でした。

 

JR南流山駅の改札に入った私がまず迷うのは、「(埼京線に乗り換える)武蔵浦和駅に向かうには、何番線に向かえば良いのか?」です。
通常の駅にある電光掲示板には、電車の到着時刻と終着駅しか載っていませんが、慣れない路線では、その情報だけでは足りません。
この南流山駅の案内表示は、改札に入ってすぐに、「埼京線に乗り換えられる武蔵浦和駅に向かうには1番線に向かえば良い」という情報が一目で分かります。

 

この案内表示を作成した経緯について、時間があれば改札の駅員さんに尋ねたかったですが、おそらくは、高いサービス向上意識と大胆さを兼ね備えた駅員さんが仕掛けられたのだと思います。

 

戸田市内のJR3駅においても、電車に乗る人向けにはもちろん、例えば電車を降りた方々に対しては、路線バスやtocoバスの乗り場・行き先をお知らせする案内表示を充実させることはできますし、バス自体も分かりやすい情報提供を行う余地は大いにあります。

 

流行りの言葉を使えば、このような「顧客ファースト」の姿勢は、公共交通の活性化にはもちろん、行政の市民サービス向上にも必要です。
この姿勢を自分が忘れないためにも、「顧客ファースト」のシンボルとして、こちらでご報告しました。

 

 

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日本人としてどのような人間でありたいか ~埼玉銀杏会総会~

その他]2016年10月22日(土)

本日は、午前中に商工祭にお邪魔した後、さいたま新都心で開かれた埼玉銀杏会(東大同窓会)の総会に参加しました。

 

総会に続いて、濱田純一氏によるご講演がありました。

 

濱田純一氏は、2009年度から2015年度まで東京大学総長を務められ、現在は放送倫理番組向上機構(BPO)の理事長であられます。

 

講演の演題は「憲法とメディア」で、印象に残ったのは、

 

「私たちの日々の生活という足元から、あるべき日本人の人間像を探り、そのような人間像を期待するものとして憲法は作られるべき。」

 

というお言葉でした。

 

言われてみれば確かに、昨今盛んな憲法改正の議論では、現在の日本国憲法をありきとして、そのいくつかの条文について賛成反対それぞれの立場から意見がぶつけれられることが多いですが、その前に私たち自身が「日本人としてどのような人間でありたいか」について、まず考えを深めていくことが必要なのかもしれません。

 

なお、この度の総会において、私は最年少の常任幹事を拝命しました。
とても光栄なのですが、これまで、役職を得ようとガツガツしたことはなく、自然と溶け込んでいけば役職は任されるものなのだと感じた次第です。
今後の埼玉銀杏会の活性化に少しでも貢献していければと思います。

 

 

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県道に「自転車ナビライン」が1.9km整備されました

交通と自転車]2016年10月22日(土)

戸田市の五差路(実際は六差路)を南北に通る、県道の新倉蕨線に、昨日「自転車ナビライン」が整備されました。

 

オリンピック通りから蕨市内の国道17号までの延長1.9㎞(内、戸田市内は約1.6㎞)の整備です。

 

戸田市は、平成25年3月に「戸田市歩行者自転車道路網整備計画」を策定し、中期目標として平成32年度までに総延長10㎞、長期目標として総延長28.7㎞の自転車走行空間整備を掲げ、着実に整備を実行しています。

 

一方で、私はかねてから、

 

「市道だけでなく、県道や国道へのネットワーク化が必要。」

 

と(会派を通して)提案を行い、戸田市の担当課は、県や国に対して機会あるごとに整備の要望を続けてくださいました。

 

その結果、昨年度には県道朝霞・蕨線(日本銀行前)に約0.3㎞の整備が、そして今回は県道新倉蕨線に1.9㎞の整備が、埼玉県により行われました。

 

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なお、今回の整備に関しては、菅原文仁県議が本年6月に埼玉県議会の一般質問で、整備の提案をされています

 

私にとって、今回県道に自転車走行空間が整備されたことは嬉しい反面、「自転車レーン」ではなく車道混在型の「自転車ナビライン」の整備となってしまったことは残念です。

 

県議会の部長答弁では、「車道の幅員が7メートル程度であり自転車レーンを整備するには幅員が不足している」との見解が示されましたが、これは(厳しい物言いをすれば)詭弁です。
戸田市が行っているように、既存の歩道や植樹帯を含めた道路空間の再配分を行えば、自転車レーンの整備は十分に可能だったはずです。

 

自転車が走る空間として理想的なのは、子乗せのお母さんや高齢者の方がクルマの恐怖を感じないような「幅の広い自転車レーン」です。

 

今回のような、幹線道路における車道混在型の自転車走行空間は、クルマに対して「ここを自転車に走らせてあげてね」というアピールにはなるので、車道を走る自転車をクルマから守ったり、また、自転車の車道走行が促されることで歩行者を自転車から守ったりという効果は期待できるのですが、では、すべての自転車利用者に対して「ここを通ってね!」とお願いできるかと言うと、現状では難しいです。(すべてのクルマが自転車や歩行者を優先して運転してくれるような社会になれば別です。)

 

ともあれ、自転車の存在を認めてくれる道路が市内に増えること自体は、とても良いことです^^

 

以下の写真は、なかなかお目にかかれない工事現場の様子です。
偶然に鉢合うことができたので、100枚近く写真を撮りました。
最初は、現場監督のような方が「写真を撮っている人がいるからゆっくり作業してあげて」と気を配ってくださいましたが、あまりにも私がずっと付いて来るので、最後は気持ち悪がられたかもしれません(笑)

 

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【参考】歩行者自転車道路網整備について(戸田市公式サイト)

 

 

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集客の「ハードル下げ効果」はあるか ~H28.9 委員会審査④~

行財政改革]2016年10月20日(木)

9月議会の市民生活常任委員会の報告その④です。

 

昨年度決算の審査においては、例えば公共施設や各種講座の利用状況のデータもチェックします。

 

笹目コミュニティセンター[コンパル]の管理運営委託料(約5億9600万円)の決算審査のなかで、私は、コンパルで開かれるパソコン講座の開催件数と参加人数の推移に着目しました。

 

平成26年度
68件、295人

平成27年度
134件、576人

 

開催件数と参加人数が1年でほぼ倍増した理由について質問したところ、その理由を担当課は把握していなかったようで、その後担当課がコンパルに確認し、翌日の委員会で答弁があったのですが、とても興味深いものでした。

 

それは、

 

「参加申込人数3人以上で講座開催だったものを、参加人数低迷の改善策として、平成27年8月からは参加申込人数2人以上で講座開催に変更した。」

というものです。

 

つまり、講座開催にあたっての最低申込人数のハードルを下げたわけです。
それによって講座開催件数が伸びることは容易に想像できるのですが、なんと1講座当たりの参加人数は「平成26年度4.34人⇒平成27年度4.30人」とほぼ変化していません。

 

この効果を言い表す専門的な呼び方があるのか分かりませんが、要するに、

 

「入口のハードルを下げると、ハードルを下げたことによる負の効果(=講座当たり人数の減少)はなく、集客が上がるという正の効果だけが表れる。」

ということです。

 

委員会では、コンパルのパソコン講座では少なくとも有効だったこの方策を、集客の減少に悩む他の講座にも活用するよう求めました。

 

なお、実は私は過去に同様の改善を行っております。
市民向けに消防が実施する「救命講習」に関し、それまで5名以上であった開催要件を、市民の方からの要望を受け、撤廃していただきました。

私が研究者でしたら、ここで救命講習の開催件数と参加人数の推移のデータを入手し、「ハードル下げ効果」が普遍的なものかどうか、どのような条件で成り立つのか、などを調べてみたいところではあります。

 

「初心者向け救命講習」を受講しやすい制度に改善! 2014/9/25(真木大輔公式ブログ)

 

 

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