【一般質問】新曽地区の公園早期整備

生活と環境]2015年12月25日(金)

12月議会の一般質問の3件目は、「新曽地区における公園の早期整備」です。

 

新曽地区には、少なく見積もっても、公園があと19個足りていません。
都市整備が遅れていることがその原因ではありますが、地域の方々や子供達が生活していくうえで、公園はかけがいのない憩いの場です。
どうにか公園の早期整備を進めて欲しいという思いのもと、以下の提案を行いました。

 

①地域のバランスを考慮した整備
②整備完了までの暫定広場
③公園整備ワークショップへの新住民の参加
④積極的な公園用地の確保
⑤「第3号市民緑地」の早期開放
⑥「緑地公園」の憩いの場としての活用
(※提案の詳細については、こちらにある録画映をご覧ください。)

 

それぞれの提案について前向きな答弁を頂きましたが、上記①~⑥のなかで、今後の一番の課題となるのは④公園用地の確保と⑥緑地公園の活用ではないかと思います。

 

写真のように、住宅や工場が密集している地区にあった工場が立ち退き、公園用地に適した広さと立地の土地が空いたのですが、そこですぐに宅地造成が始まってしまい、結局、市の公園用地として確保されることはありませんでした。

 

また、この地区にある「緑地公園」は、樹木でうっそうとしており、決して「公園」と呼べる場所にはなっていません。
地域住民が憩える場として改善することが必要です。
仮に、周辺に公園用地が確保できないと見込まれる場合は、この土地を公園用地とすることも選択肢に入れるべきです。

 

公園は、住民福祉のために無くてはならない公共空間であり、それが一つの地区に19個も足りていないという現状は、ハッキリ言って“異常”です。
戸田市には、この現状を看過せずに、今後、公園用地の確保に本気で取り組んでいただきたいと思います。

 

※足りていない公園19個の内訳:
新曽第一土地区画整理事業地区にあと6個
新曽第二土地区画整理事業地区にあと5個
新曽中央地区にあと8個
これらは、市が策定した公園の整備計画から算出。

 

 

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