青色灯には犯罪を抑制する効果が「ない」?

安全と防災]2015年9月8日(火)

昨日、青色パトロール車に関する記事を投稿しましたが、

 

「そもそも、青パトはなぜ青色のランプを点けているか?

 

というと、その理由は、

 

「青色灯には犯罪を抑制する効果がある。」

 

とされいたからなのですが、実はその科学的根拠は(いまのところ)無いようです。

 

スコットランドのグラスゴー市が、かつて景観改善のために街灯を青色灯に替えたところ、麻薬常習者にとって腕の静脈が見えづらく注射を打てなくなったことから、麻薬常習者が約 40%減少したとのことです。

 

そして、それを日本のTV番組が、「青い光には犯罪抑制効果がある」と誤って伝えたことが、日本国内で青色パトロールや青色街灯が普及したきっかけとなったそうです^^;

 

掲載した写真が、最初に青色街灯を設置したグラスゴー市のブキャナン通りなのですが、正直私としては「暗くて嫌だなぁ~」という感覚が先立ち、犯罪が減るようには思えません。
みなさんはどのようにお感じでしょうか?

 

※青色灯に興味を持たれた方は、以下の資料をご覧ください。

 

「青色防犯灯の導入背景と全国実態調査報告」等

 

 

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