本日は、市内のお母さんにお引き合わせいただき、デンマークやフィンランドなどの「北欧の教育」に精通された戸沼如恵さんとの3人で、意見交換会&ランチをさせていただきました。
デンマークやフィンランドは、教育の面でいわば“日本の対極”にある国です。
先進国の中で、日本が知識重視の集団型教育を行う国のトップであるならば、デンマークやフィンランドは、思考重視の対話型教育を行う国のトップといえます。
議論を積極的に行う国民性とそこで醸成される民主主義、障害を持つ人々をお金で保護するのではなく自立に向かわせようとする教育、またそれらの人々を「見えない空間」へ排除するのではなく同じ空間で共生することを促す教育、などについてお話を伺い意見交換をさせていただいたことで、私にとってのあるべき教育像がよりハッキリとしました。
話はさらに進み、「それをどう日本に取り入れるか」という議論を行いました。
理性的な議論を避ける国民性、ムラのリーダーに任せがちな国民性、仕事に対し滅私奉公がちな国民性、そして、それらの国民性を見通しているかのような現在の国政の進め方。さらに、「国のあり方」についてのビジョンが欠如していることによる国家政策のちぐはぐさ、など。
北欧の先進国を知ることで、(単純にどちらが良い悪いということではなく)客観的に日本の文化や現状を見つめ直すことができました。
10月には、戸沼さん主催の「デンマークスタディツアー」が行われます。
私は、今年は参加できませんが、来年はお金や時間をつくって“日本の対極”の教育・文化を学びに行ってみたいなと思っています^^
ご興味のある方はこちら↓
http://www.e-c-japan.co.jp/studytour2014.html
(7/12と8/2に東京で説明会が開かれるとのことです。)