本日、9月議会に上程された補正予算案に関して、2件の
どちらとも、今後の議論につながるものになったと思いま
以下、簡潔にまとめたQ&Aとコメントを記します。
【質疑1】消防本部外壁タイル修繕について
Q. 外壁タイル修繕に至った経緯は?
A. 一部の外壁タイルが落下したので緊急調査をしたと
Q. これまで定期的な点検はしてきたのか?
A. 設備の点検はしてきたが、建物本体の点検について
Q. 消防本部以外の公共施設については?
A. 確認したところ、「定期点検」の対象となっている
「定期点検」の対象となっていない公共施設については、
★コメント★
建築基準法の定める「定期点検」の実施については、私が、昨年12月議会の一般質問で提案しています。今回、点 検の対象となっていることが判明した(消防本部を含む) 4施設においては、今後きちんと建物本体の点検が実施さ れるということで、一つの進展が見られました。
課題となるのは、小中学校を含む、「定期点検」の対象となっていない公共施設に対して、点検を実施していくかど うかです。小中学校の「定期点検」を実施している自治体 はあります。
【質疑2】新曽北小学校と美笹中学校の改修予算について
Q. 想定していた文科省からの交付金がほぼ全額減額さ
A. 交付金の減額は、今年度の文科省自体の交付金予算
Q. 文科省からの交付金がこれからも見込めないとした
A. 体育館天井耐震化工事を除いた大規模改修の計画に
★コメント★
文科省の交付金予算が7割も削減され(平成27年度 2437億円⇒平成28年度 709億円)、戸田市への交付金はほぼ全額カットされてしまいました。
ただ、戸田市の「学校改修」に関しては、今年度で一旦終了する計画であったため、滑り込みセーフとも言えます。
問題は、今後予定されている戸田東小・中学校などの「学校建替え」に、どれほどの交付金が期待できるかというこ とです。交付金が貰えなければ、その分はもちろん戸田市 で負担することになります。学校建替えには数十億円かか るので、事は重大です。 今後の改修や建替えの計画に関して十分な検討が求められます。
※質問や答弁の詳細については、こちらの録画映像を
◎「建築点検」実施の必要性 ~消防本部の外壁タイル落
◎【一般質問】専門家による小中学校などの建築点検の実