高校生たちと「スマホ使用制限条例」について議論 ~高校生議会打合せ~

教育, 議会と選挙]2016年9月16日(金)

本日は、「高校生議会」の事前打ち合わせを行いました。

 

市制施行50周年を記念して、戸田市議会では10月30日(日)に「高校生議会」を開催するのですが、本日は、参加高校生との初めての本格的な打ち合わせということで、担当している議員の助っ人として、今回のみファシリテーター役で参加しました。

 

私が担当した班では、戸田翔陽高校の1年生男子3名と「スマホ使用制限条例」について話し合いました。

 

スマホ使用制限というと、「時間制限」ばかりをイメージしてしまいますが、スマホ世代である高校生の視点が加わることで、「場所制限」や「目的別制限(いまの高校生は勉強にもスマホを使っている!)」などにも議論が及びました。

 

また、同じ高校生でも、スマホを常識的な範囲で使用している子や、自宅での使用だけ許されている子、スマホを持っていない子、スマホ中毒になっている子など、色々な高校生がいるようですが、いずれのケースでも、親や教師などの大人から、使用抑制の注意や使用内容の管理などはされていないということでした。

 

そんななか、今回話し合った高校生3名のうち2名は、「スマホ使用制限条例」に対して概ね賛同の考えを持っており、その理由は、スマホ中毒の子に対する心配や、スマホを持っていない子に対する配慮など、大人顔負けのものでした。

 

今後の流れとしては、今回の高校生との議論をベースにして議会側で作成する「スマホ使用制限条例案」を、本番の「高校生議会」に議案として上程し、戸田市内の高校生たちに審議してもらうことになります。
また、その他の議案として、「投票義務化条例」や「ネット授業条例」「健康診断義務化条例」が上程される予定です。

 

今回の打ち合わせでは、高校生たちにリラックスしてもらうことに注意を払いました。自然体から出る意見こそが、高校生たちのナマの課題を浮かび上がらせると考えたからです。
でもそこは、数年前まで高校生(や浪人生)たちを相手にしていた元・予備校講師の私ですので、スムーズに事が運びました。
若い子たちと話すと、いろんな面で刺激になります^^

 

明日は、レガッタ大会の予選です。目指せ決勝進出!

 

 

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