先週に文教建設常任委員会で行った市内学校視察のご報告です。
委員会による3回目の市内学校視察で、今回は、美笹中、美谷本小、新曽中、喜沢中を一日をかけて回りました。
特に印象に残ったのは、学校によりかなり色が違うということです。
それは、地域性によるものもあるとは思いますが、校長先生によるものも大きいと感じました。
下掲の画像を見ていただければ、それぞれの学校がそれぞれに努力をされている様子が窺えると思います。
学校や地域ごとの課題やその対応について、校長先生と委員によって詳細に質疑応答が交わされましたが、その内容はこちらでは省略します。
ただし、一つだけ。
かねてから提言しようと思っていたことではあるのですが、(特に小学生高学年における)教科担任制はもっと導入されるべきと考えます。
今回は、美谷本小における、理科と音楽の教科担任制の授業を視察させていただきましたが、そのどちらにも、教科に対する教員の熱意が込められていました。
その教科を好きな人から教わらなければ、教わる人がその教科を(もっと)好きになることはありません。
私が理科を(もっと)好きになったのには、中学時代の理科の先生の影響があると思いますし、私が予備校で教えた生徒が物理を(もっと)好きになったのには、私の影響があると思っています。
子供が何かを好きになるきっかけとして、熱意のある先生の存在は大きいです。例えば国語を専門とする教員が、画像のような理科の授業はできないと私は思います。1を教えるには、背景に100あるのが理想です。