写真は、戸田市の市民農園「土に親しむ広場」とその区画図です。
「土に親しむ広場」は、毎年2月に広報戸田市で利用者を募集し、(高倍率の抽選に)当選した市民の方は、1区画(約15平方メートル)を年額6,000円で最長3年間利用できます。
私は、土に親しむ広場について、市民生活常任委員会に所属したことで初めて取り扱ったので、委員会では基本的なことを中心に質疑を行いました。
質疑とそれに対する担当課の答弁を、以下に記します。
Q. 土に親しむ広場の数は?
A. 市内14か所に632区画。
Q. 広場用地の確保は?
A. 市有地を利用した1か所(中町)を除く13か所については、土地所有者に提供してもらっている。土地所有者には、固定資産税の減免というメリットがある。
Q. 固定資産税の減免の年間総額は?
A. 1132万2千円。(※広場の運営経費は年間137万円)
Q. 近年の広場数の増減は?
A. 微減傾向。H26年に1か所(24区画)開園した一方で、平成27年に2か所(105区画)を土地所有者に返還した。
Q. 返還の理由は?
A. 相続などに際して、所有者から返還を求められた。
Q. 【他委員による質疑】土に触れあえる素晴らしい事業であり、市民からも好評である。広場が無くなってしまわないよう、広場のための市有地を確保してはどうか?
A. 今後、市有地確保に向けて色々な手法を検討していく。
Q. 昨年に、他議員の一般質問において「農作物の窃盗被害が多いことから、防犯カメラを設置してはどうか」との提言があったが、検討の進捗は?
A. 最近は盗難被害はないので、カメラ設置に関して具体的な検討は行っていない。