一番大切なのは“声をかける勇気” ~市民公開救急シンポジウム ~

安全と防災]2016年10月15日(土)

本日は、家族で「第2回 キラキラ輝くTodaママフェスタ」をのぞいた後、同じ戸田市文化会館で開催された「市民公開救急シンポジウム ~救いたい!その命~」に参加しました。

 

「運動中の突然死」をテーマとした基調講演&デモンストレーション【掲載画像】、「戸田市の救急医療体制」をテーマとしたパネルディスカッションが行われましたが、このシンポジウムを通して、戸田市消防が埼玉県内でトップレベルであることを再認識するとともに、このようなシンポジウムを主体的に開催する戸田市消防の姿勢が素晴らしいとも感じました。

 

私にとっての学びとなったのは、

 

「心臓発作により突然倒れた人を見かけたときに一番大切なことは、“声をかける勇気”である。」

というご指摘でした。

 

多くの通行人がいると、皆がそれぞれ「誰かがやってくれる」と思ってしまいがちですが、そこで勇気を出して声をかけることができれば、その後すべてが動き出すとのことです。

 

いまや幼稚園や小学校でも救命処置について学ぶ機会があり、おそらく多くの日本人が、AEDの使い方や胸骨圧迫(心臓マッサージ)のやり方をある程度身に付けていると思いますが、せっかく身に付けたことも、”倒れている人に声をかける”という行為がなくては何も始まらないわけで、ご指摘はごもっとだと思いました。

 

救急車が来るまでに周りの人が救命処置をするかどうか、が生死を大きく分けます。
みなさんも、まちなかで倒れている人がいて、まわりの通行人みなが素通りしていても、勇気を出して声を掛けることを心掛けていただければと思います。

 

もし、倒れている人に反応がなければ、その後の大まかな手順は、

 

●救急車とAEDをまわりの通行人にお願いする

●それらが来るまで胸骨圧迫(心臓マッサージ)をする

です。これだけで生存率が大きく上がります。

 

 

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