昨日は、戸田マラソンin彩湖2016の開会式に参加した後、新曽南のさくらパルで開催された「ロボカップジュニア2017南埼玉ノード大会」を見学しました。
ロボカップ(RoboCup)とは、「2050年までに、人間のサッカー世界チャンピオンチームに勝てるロボットチームを作る!」という目標を掲げ、真に人間社会に役立つロボット技術を育成することを目的とした国際プロジェクトで、世界大会には世界35カ国から競技者が集います。
その南埼玉予選大会が毎年戸田市で開催されており、私の見学は今年で3度目です。
TVで放映される「ロボコン」では自作したロボットを人間が操作しますが、「ロボカップ」は自作したロボットを事前に組んだプログラムによって操作する“自律型ロボット”で競う大会です。
今回も小学生から大学1年生までの子供たちが集まり、「サッカー」と「レスキュー」(年齢区分なし!)の競技が行われました。
ロボカップへの参加者は年々増加しているとのことで、この南埼玉予選大会からは世界大会の出場者も生まれているとのことです。
このところ、子供向けのプログラミング教材は数多く開発されていますが、PC内で入力と出力が完結するプログラミング教材とは違い、ロボカップでは、PCで入力したプログラムがロボットで出力されることから、「プログラム」だけでなく「ロボットの構造や配線」にも創造性が発揮されることになります。
先日の9月議会において、私は「プログラミング教育の小中一貫カリキュラム作成」を提案させいただきましたが、このようなロボットを使ったプログラミング教材を発展的学習に組み込めば、戸田市の教育はさらに面白くなっていくと思います。
明日は、12月議会の開会日です。