「彩湖・道満グリーンパーク」の管理運営にこれまで以上の努力を

生活と環境, 行財政改革]2016年7月25日(月)

先週金曜日の市民生活常任委員会において、いくつか執行部からの報告案件がありましたが、本日はそのなかの「彩湖・道満グリーンパーク指定管理者の選定」についてご報告します。

 

年間100万人以上の利用がある「彩湖・道満グリーンパーク」は、現在、市の外郭団体である「(公財)戸田市水と緑の公社」が指定管理者として管理運営を行っています

 

今回の委員会での報告は、来期5年間(平成29年度~平成34年度)の指定管理者として、公募を行わず、これまでと同じ「(公財)戸田市水と緑の公社」を選定したいというものです。

 

その選定自体に異論はありませんが、私からは、

 

「選定の過程で今後実施される書類審査やプレゼン審査が、形式的なものとならないような工夫を。」

 

と提案しました。執行部からは、

 

「民間にも負けないような管理運営ができるよう、選定のなかで公社に求めていく。」

 

との、強い思いのこもった答弁があり、他の委員からも、

 

「収益事業としていくべき時期にきている。」

 

との意見がありました。

 

彩湖・道満グリーンパークには、野球場やテニスコートのなどの屋外スポーツ施設(利用料:おおよそ500円~1000円/2h)や、バーベキュー広場(利用料:無料)、ドッグラン(利用料:500円/30min)などがありますが、収入の大部分は土日祝日の駐車場料金(おおよそ100円/h)というのが現状で、戸田市からは毎年1億円以上の持ち出しが生じています。

 

また、近隣の川口市の荒川運動公園では、来年度からバーベキュー場とドッグランが全面オープンし、今後そちらに利用者が流れることも予想されます。

 

今回も含め、私は委員会のなかで、他自治体の住民に向けた広告の実施や広場を貸し切って開催するようなイベントの招致などを提案していますが、他にも遊戯広場の見直しなど、彩湖・道満グリーンパークの管理運営には改善の余地が大きく残っていると考えています。

 

高いポテンシャルを持った彩湖・道満グリーンパークを、戸田市の観光資源として活用し、あわせて収益の改善も図っていけるよう、来期の5年間は、指定管理者にこれまで以上の努力を期待したいと思います。

 

というわけで本日は、市内の友人の誘われて、彩湖・道満グリーンパークでのバーベキューに参加しました(笑)

 

彩湖・道満グリーンパーク 公式ページ

 

荒川運動公園でのドッグラン・BBQ場社会実験の結果と今後の対応について(川口市公式サイト)

 

「巨大フードフェス『まんパク2016』を“視察”しました」2016/5/14(真木大輔公式ブログ)

 

 

◇Facebookの元記事はこちら