今月末に動き出す6月議会に向けて少しずつ準備を進めているところですが、いまのうちに、3月議会の市民生活常任委員会での予算審査において私が行った主な提案や要望のうち、こちらでご報告できていないものを簡潔にお伝えします。
●「ふるさと祭り」の来場者数は、市役所周辺で開催されていた10年前の10万人から、競艇場の駐車場で開催される現在は5万人に半減しているが、補助金は1,000万円強と依然変わらぬまま。来場者の満足度を高めるためにも、補助金の費用対効果を高めるためにも、実行委員会へ市役所開催を強く働きかけるべき。
●市役所3階にある「白田の湯」の申込カウンターには常時2名のスタッフが待機しているが、暇そうにお喋りしていることが多い。市民へ与えるイメージや経費の削減を考えれば、常時2名は再考すべき。(⇒答弁:来年度からの契約内容変更を検討する)
●市が回収する資源ごみの売上金は毎年約3,500万円で、そのうちの3,200万円は町会に対して資源回収事業協力謝礼金として分配し、仮に売上金が3,200万円を下回った場合でも町会へ3,200万円を分配する制度があるが、その制度に対してマンション単位で資源ごみを回収している住民などからの納得が得られるようにすべき。
●商店街の街灯のLED化に補助金を出しているが、商店街が市と国の補助金をうまく活用すれば自己負担無しでLED化でき、そうすれば、市からの街灯光熱費に対する補助金も削減でき、環境対策にもなる。商店街に対して、街灯LED化のさらなる周知徹底を。
●「戸田市工業見える化マップ」への既存の参加事業者に対して年度継続の依頼を送付して返信の無かった場合は、その事業者をマップへ掲載しないという対応を市はとってきたが、返信を忘れてしまっただけの事業者が実際に存在している。今後は、返信の無かった事業者に対して照会を行っては。(⇒答弁:来年度は照会を行う)
●スポーツ推進員の人員確保のために10年任期の撤廃を検討しているとのことだが、活動のモチベーションを維持するため、任期撤廃に併せて、戸田市10年表彰の対象にスポーツ推進員も加えてはどうか。(⇒答弁:検討したい)
●下水道事業の独立採算化に向けて下水道利用料見直しの検討が進められているが、見直しが決定してからではなく、いまの段階から、利用料見直しの必要性を市民へ広く周知していくべき。
●【番外編】「戸田の水来(500mlペットボトル)」の販売価格である100円は、一般のミネラルウォーターの価格と同等であり、販売の競争力が弱い。価格を低く設定すべき。(⇒答弁:製造原価が90円のため難しい)
その他の提案については、以下の記事をご覧ください。
●戸田市役所にある「平和像」の作者 岸澤武雄氏(真木大輔公式ブログ)
●市制50周年「tocoバス無料運行」に車内バスガイドを!(真木大輔公式ブログ)
●「戸田橋花火大会」に来られた大勢のお客さんをみすみす逃している(真木大輔公式ブログ)
●選べる「記念樹」が増えました ~平成28年度予算 委員会審査~(真木大輔公式ブログ)
●「公園の整備」にお母さんや子供たちの声を反映させるために(真木大輔公式ブログ)
なお、以上の提案以外にも多くの質問を行っており、他の委員の方も、例えば「北戸田駅東口の違法駐輪対策の強化を」「笹目コンパル利用料の適正化を」などの提案を行っています。
それらをすべてお伝えするのは困難ですし、また、委員会の議事録はネット等で公開されていないので、ご関心がおありの方はぜひ委員会を傍聴することをおすすめします。
正直、議場での本会議を傍聴するよりも面白いと思います。